小田亮 (文化人類学者)
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小田 亮(おだ まこと、1954年11月 - )は、日本の文化人類学者。専門は、社会人類学の諸理論(構造主義的人類学)、アフリカ民族誌、沖縄の歴史人類学[1]。成城大学元教授、首都大学東京元教授。
東京教育大学附属高等学校を経て[1]、1980年埼玉大学教養学部教養学科卒業[1]。1988年旧・東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程(社会人類学専攻)単位取得満期退学[1]。1989年、桃山学院大学講師[1]、1992年、同助教授[1]。1995年、成城大学文芸学部助教授[1]、2000年同教授[1]。2000年「生活の場のブリコラージュ -沖縄と西ケニア・クリアの災因論と抵抗」で東京都立大学博士(社会人類学)[1]。2013年、首都大学東京都市教養学部人文社会系社会人類学分野教授[1]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『構造主義のパラドクス 野生の形而上学のために』勁草書房 1989年2月
- 『構造人類学のフィールド』世界思想社 1994年3月
- 『性』三省堂 1996年1月(一語の辞典)
- 『レヴィ=ストロース入門』ちくま新書 2000年10月
共編著
[編集]- 『プロレスファンという装置』亀井好恵共編著 青弓社ライブラリー 2005年8月
- 『呪術化するモダニティ 現代アフリカの宗教的実践から』阿部年晴,近藤英俊共編 風響社 2007年5月
- 『グローカリゼーションと共同性』成城大学民俗学研究所グローカル研究センター 2010年3月 (グローカル研究叢書)