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小田切徳美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小田切 徳美(おだぎり とくみ、1959年 - )は、日本の農学者。専門は、農政学・農村政策論、地域ガバナンス論。学位は、博士(農学)東京大学)(学位論文「日本農業の中山間地帯問題に関する実証的研究 」)[1]明治大学農学部教授

経歴

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神奈川県出身。東京大学農学部農業経済学科卒業後、1985年東京大学大学院農学系研究科農業経済学専攻修士課程修了、1988年同博士課程単位取得満期退学。1994年東京大学より博士(農学)の学位を取得。

1988年日本学術振興会特別研究員兼東京大学農学部農業経済学科助手、1992年高崎経済大学経済学部経済学科講師、1995年同助教授、1995年東京大学大学院助教授を経て、2006年より現職。

クイーンズランド大学経済学部客員研究員、放送大学客員助教授(政策経営プログラム)を歴任。

過疎限界集落等、農村問題の専門家として、政府の各種審議会の委員等も務めている。

著書

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単著

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共著

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編著

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  • 『中山間地域の再生をめざす知恵と実践:直接支払制度の活用事例から』(全国農業会議所、2002年)
  • 『日本の農業:2005年農業センサス分析』(農林統計協会、2008年)
  • 『農山村再生の実践』(農山漁村文化協会〈JA総研研究叢書4〉、2011年)
  • 『農山村再生に挑む:理論から実践まで』(岩波書店、2013年)

共編著

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  • 梶井功編集代表)『新基本計画の総点検』(農林統計協会〈日本農業年報〉、2005年)
  • 矢口芳生編集代表・安藤光義橋口卓也)『中山間地域農業の共生農業システム:崩壊と再生のフロンティア』(農林統計協会〈共生農業システム叢書3〉、2006年)
  • 坪井伸広大内雅利『現代のむら むら論と日本社会の展望』(農山漁村文化協会、2009年)
  • 児玉更太郎話し手・沼尾波子金井利之聞き手)『高宮町・地域振興会方式と町長・児玉更太郎』(公人社〈自治総研ブックレット11〉、2011年)
  • 藤山浩)『地域再生のフロンティア:中国山地から始まるこの国の新しいかたち』(農山漁村文化協会〈シリーズ地域の再生15〉、2013年)
  • (椎川忍・平井太郎・一般財団法人地域活性化センター・一般社団法人移住・交流推進機構)『地域おこし協力隊:日本を元気にする60人の挑戦』(学芸出版社、2015年)
  • 筒井一伸)『田園回帰の過去・現在・未来:移住者と創る新しい農山村』(農村漁村文化協会、2016年)
  • (大森彌・藤山浩)『世界の田園回帰:11ヵ国の動向と日本の展望』(農山漁村文化協会、2017年)
  • 橋口卓也)『内発的農村発展論:理論と実践』(農林統計出版、2018年)

監修

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  • (筒井一伸・嵩和雄佐久間康富著)『移住者の地域起業による農山村再生』(筑摩書房、2014年)
  • 田中輝美著)『よそ者と創る新しい農山村』(筑波書房、2017年)
  • 山浦陽一著)『地域運営組織の課題と模索』(筑波書房、2017年)
  • 中塚雅也著)『拠点づくりからの農山村再生』(筑波書房、2019年)

脚注

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  1. ^ 博士論文書誌データベース