小田啓二
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小田 啓二(おだ けいじ、1925年12月14日[1] - 2006年9月9日[2])は日本の実業家。熊本市出身。兼松株式会社元代表取締役社長。
人物・略歴
[編集]- 東亜同文書院大学(第43期生)に入学するものの、終戦を迎え同校は中国政府により接収され廃校となる。
- 愛知大学法経学部経済科(第2期生)に転入し、1949年3月に卒業。
- 1949年4月 総合商社である兼松江商株式会社(現、兼松株式会社)に入社。以来、兼松一筋に商社マンとしての道を歩んだ。
- 1988年6月 代表取締役社長に就任。
- 1994年6月 代表取締役会長。
- 1998年6月 名誉顧問。
- 2006年9月9日 心不全のため死去[1]。
受章
[編集]- 1991年4月 藍綬褒章受章。
- 1996年10月 オーストリア共和国有功大栄誉銀賞受章。
テレビ出演
[編集]- トップインタビュー 兼松社長 小田啓二 (NHK-BS1、1994年3月27日)
母校との関わり
[編集]- 1996年6月、愛知大学理事、評議員、第14代同窓会長(4期8年)に就任。この間、大学の経営改革への提言、同窓会組織の改革、大学・同窓会の東京事務所開設など母校の発展のために尽力している。
脚注
[編集]- ^ a b 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.154
- ^ “小田啓二氏死去 元兼松社長”. 共同通信. (2006年9月14日) 2014年11月13日閲覧。