小藤田千栄子
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小藤田 千栄子(ことうだ ちえこ、1939年[1]2月20日[2] - 2018年9月11日[3])は、日本の映画演劇評論家。
東京都出身[2]。早稲田大学文学部卒業[1]。映画雑誌『キネマ旬報』編集部勤務を経て、1976年よりフリー[1]。映画は女性映画を中心に、演劇はミュージカルを中心に取材して評論する[1]。
2018年9月11日、大動脈解離のため死去[3]。79歳没。2019年3月10日に都内のホテルで「小藤田千栄子さんを偲ぶ会」が開催された[4]
著作
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]- 『シルヴィア・クリステル』(責任編集)芳賀書店<シネアルバム>、1976年
- 『グレゴリー・ペック - のっぽでハンサムなアメリカの誠意』(責任編集)芳賀書店<シネアルバム>、1977年
- 『女優グラフィティ』(川本三郎との共編著)ブロンズ社、1978年
- 『スキ・スキ・バン・バン』(川本三郎との共編著)ブロンズ社、1980年
- 『ポケットいっぱいの映画 : 映画ディテール小事典 A to Z』(川本三郎との共著)河出書房新社、1991年
- 『タップ&ダンス中野ブラザーズ』(井上保との共編著)話の特集、1992年
- 『ローマの休日 : My fair Audrey』(編著)立風書房、1995年
- 『映画に生きる女性たち:東京国際女性映画祭20回の記録 : 1985~2007』(高野悦子・大竹洋子・羽田澄子他との共著)パド・ウィメンズ・オフィス<別冊女性情報>、2007年
- 『プロが選んだはじめてのミュージカル映画 : 萩尾瞳ベストセレクション50』(萩尾瞳・中島薫・村岡裕司・山内佳寿子とともに監修)近代映画社、2008年
『女性(監督)映画がおもしろい』シリーズ
[編集]※いずれもパド・ウィメンズ・オフィスより刊行。タイトルは2004 - 2005年は『女性監督映画』、2006年以降は『女性映画』。
- 2004年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美との共著)2004年
- 2005年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美との共著)2005年
- 2006年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美・大竹洋子との共著)2006年
- 2007年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美・大竹洋子との共著)2007年
- 2008年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美・大竹洋子との共著)2008年
- 2009年版:(林冬子・松本侑壬子・吉田真由美・大竹洋子との共著)2009年
- 2010年版:(林冬子・松本侑壬子・藤田篠・林千章ほかとの共著)2010年
- 2012年版:(林冬子との共著)2012年
- 2013年版:(林冬子・松本侑壬子・藤田篠・林千章ほかとの共著)2013年
- 2014年版:(林冬子・松本侑壬子・藤田篠・林千章ほかとの共著)2014年
- 2015年版:(松本侑壬子・藤田篠・林千章・川口恵子・土井ゆみとの共著)2015年
脚注
[編集]- ^ a b c d 『女性映画がおもしろい 2008年版』著者紹介
- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.542
- ^ a b “小藤田千栄子さんが死去 映画・演劇評論家”. 日本経済新聞. (2018年9月20日) 2018年9月20日閲覧。
- ^ 井上芳雄が「君住む街角」を献歌。「小藤田千栄子さんを偲ぶ会」開催 | 薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス - 2019年3月12日(2021年5月14日閲覧)