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小西顕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小西 顕(こにし あきら、生没年未詳)は、江戸時代後期の阿波徳島藩士。顕民の表記もある。号は錦江

味地草

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父の友直の跡を継ぎ、淡路の地誌『味地草』を増補し、同安政四年版を完成させる。『味地草』は井上通泰の『上代歴史地理考』によれば「記述頗精シ。但議論識見ハ常磐草ニ及バズ」とされ、淡路の地誌については「當國地誌ノ白眉ナリ」とされる『淡路常磐草』に次ぐ評価を受けている[1]。また、『淡路常盤草』『淡路草』『堅盤草』とともに、「淡路四草」と呼ばれている。[2]

脚注

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  1. ^ 井上通泰『上代歴史地理新考 南海道山陽道山陰道北陸道』、三省堂、1941年4月。ただし井上が論評しているのは先代友直の筆による津名郡篇である。
  2. ^ 神戸新聞ニュース:淡路/2006.11.28/江戸期の文人・渡辺月石の書 全文を解読

参考文献

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