小野正樹
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小野 正樹(おの まさき、1965年 -)は、日本の教育学者・言語学者。研究分野は、日本語教育学・日本語学・語用論。学位は、博士(言語学)(筑波大学・論文博士・2003年)(学位論文「埋め込み節をとる日本語動詞述語文の語用論的研究 : 「ト思う」を中心に」)。筑波大学教授。愛知県名古屋市出身。
来歴
[編集]職歴
[編集]- 2000年6月 - 2009年8月 筑波大学大学院人文社会科学研究科講師
- 2009年8月 - 2014年12月 筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授
- 2015年1月現在 - 筑波大学大学院人文社会科学研究科教授
学歴
[編集]- 1988年 早稲田大学第一文学部文学卒業
- 1998年 筑波大学大学院文芸・言語研究科言語学単位取得満期退学
学位
[編集]所属学会
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『日本語教師養成講座理論テキスト 文章・談話』(1994)
- 『日本語態度動詞述語文の情報構造』(ひつじ書房、2005)
- 『日本語上級文法』(2006)
- 『初級日本語J100、J200、J300、J400』(2010)
共著
[編集]- 『コロケーションで増やす表現 ほんきの日本語 Vol.1』(共著者:小林典子・長谷川守寿、くろしお出版、2009)
- 『コミュニケーションと配慮表現 日本語語用論入門』(共著者:山岡政紀・牧原功、明治書院、2010)
- 『日本語教育研究への招待』(共編著者:砂川有里子・加納千恵子・一二三朋子、くろしお出版、2010)
- 『コロケーションで増やす表現 ほんきの日本語 Vol.2』(共著者:小林典子・長谷川守寿、くろしお出版、2010)
- 『言語の主観性 認知とポライトネスの接点』(共編著者:李奇楠、くろしお出版、2016)
- 『新版 日本語語用論入門 コミュニケーション理論から見た日本語』(共著者:山岡政紀・牧原功、明治書院、2018)
- 『日本語配慮表現の原理と諸相』(編者:山岡政紀、くろしお出版、2019)
主な論文
[編集]- 「初級日本語教科書の情報提供場面に関する分析」(1997)
- 「「ト思う」述語文のコミュニケーション機能について」(2001)
- 「埋め込み節をとる日本語動詞述語文の語用論的研究:「ト思う」を中心に」(2003)
- 「新しい文法--「かなと思う」について」(2006)
脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベースによる