小野清之
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小野 清之(おの きよゆき、1939年 - 2009年[1])は、英米文学者。千葉大学名誉教授。フォークナー研究で知られる。岡山県生まれ。
1945年小野家に谷崎潤一郎一家が疎開で滞在し谷崎家と親交がある。
略歴
[編集]- 1939年 岡山県で出生
- 1958年 岡山県立岡山朝日高等学校卒
- 1962年 京都大学文学部英文科卒業(山内邦臣に師事)
- 1965年 京都大学大学院修士課程修了
- 京都大学大学院博士課程単位取得後退学
- 関西学院大学講師、助教授
- 1977年 アメリカ留学、全米学術協議会特別研究員(1978年まで)
- 関西学院大学文学部教授
- 千葉大学文学部助教授
- 1986年 アメリカ留学、フルブライト上級研究員(1988年まで)
- 1990年 千葉大学文学部教授(2005年まで)
- 2005年 千葉大学名誉教授
- 2009年 逝去
著書、訳本
[編集]- 『あの日、あの人』(英宝社、2005年)
- 『アメリカ鉄道物語 - アメリカ文学再読の旅』(研究社1999年)
- 『シャーロッツヴィル - アメリカ大学町点猫』(北星堂書店1990年)
- 『マクファスン短編集』(南雲堂1990年)
- 『メンフィスへ帰る ピーター・テイラー』(早川書房1990年)
- 『現代イギリス作家選』(松柏社1988年)
- 『フォークナー全集25』(冨山房1984年)
- 『新アメリカ文学史』(学書房1988年)共著山内邦臣
- 『鉄道』(ミネルヴァ書房 2012年)共著小池滋、湯沢威、田中俊宏、松永和生
- 『素顔の日本人 ピーター・ミルワード』(北星堂書店1984年)
- 『English shrot stories of today』(松柏社1984年)
論文
[編集]参考文献
[編集]上記 小野清之著書の略歴等紹介文より。(特に『あの日、あの人』で自叙伝の紹介)