小野田俊蔵

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小野田 俊蔵(おのだ しゅんぞう、1952年1月30日[1] - )は、日本の仏教学者佛教大学歴史学部歴史文化学科教授。専門はチベット仏教文化・アジアの芸術文化。

略歴[編集]

研究課題[編集]

  • チベット絵画史・技法史
  • 伝統芸能・伝統音楽
  • 精進食文化

所属学会[編集]

  • 日本印度学仏教学会(2018年より理事)
  • 日本西蔵学会(1985年より委員)
  • 日本仏教学会仏教史学会(1980年11月より1992年11月まで委員)
  • 密教図像学会(2009年11月より委員)
  • 国際チベット学会(International Association for Tibetan Studies)

受賞歴[編集]

  • 日本印度学仏教学会平成4年度学術大会にて学会賞受賞[1]
  • 平成4年度浄土宗学術賞受賞[1]

著書[編集]

共編著[編集]

  • 『セラ僧院教科書集 - 基礎課程』(永田文昌堂) 1985年
  • 『ロントゥン般若釈』(永田文昌堂) 1988年
  • 『ギェルツァプ造リクテル釈』(永田文昌堂) 1994年
  • 『チベット巡礼』(田中公明, ペマ・ギャルポ, 宮本久義、永橋和雄写真、KDDクリエイティブ) 1997年
  • 『チベットと日本の百年』(日本人チベット行百年記念フォーラム実行委員会、新宿書房) 2003年
  • 『宗教の相貌 - 民族と宗教を考える』(近藤十郎, 畠中光享, 延塚知道, 小田淑子, 加島祥造京都光華女子大学真宗文化研究所、光華叢書6) 2005年、のち改版(自照社出版) 2006年3月
  • 『アジアにおける仏教美術の諸様式 - チベット・モンゴル・ブータン』(岡本康兒、佛教大学アジア宗教文化情報研究所) 2006年
  • 『ブッダと法然』(佛教大学仏教学部、学術図書出版社) 2019年

翻訳[編集]

  • 『現代チベット語教本』(ツルティム・ケサン, 国際仏教徒協会、永田文昌堂) 1980年、のち改定版 1983年、のち改定新版 1987年
  • 『西蔵曼荼羅集成』(ソナム・ギャッツォ、講談社) 1983年
  • 『チベットの僧院生活』(ゲシェー・ラプテン他、平河出版社) 1984年
  • 『チベット絵画の歴史 - 偉大な絵師たちの絵画様式とその伝統』(ディヴィッド・ポール ジャクソン、平河出版社) 2006年
  • 『稿本チベット絵画の技法と素材』(ディヴィッド・ジャクソン著、瀬戸敦朗, 田上操共訳、佛教大学アジア宗教文化情報研究所) 2008年

出典[編集]

外部リンク[編集]