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小関隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小関 隆(こせき たかし、1960年 - )は、日本歴史学者。専門はイギリスアイルランド近代史。京都大学人文科学研究所教授。

人物

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東京都出身。東京都立国立高等学校を経て、1984年一橋大学社会学部卒業、1988年バーミンガム大学歴史学修士、1991年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学[1]。指導教官は都築忠七[2]

1991年東京農工大学農学部専任講師、1994年同助教授を経て、2000年津田塾大学学芸学部助教授、2003年京都大学人文科学研究所人文学研究部助教授、2007年同准教授、2015年同教授、2019年同副所長、2022年同文化連関部門代表[1]

19世紀のイギリスとアイルランドの、民衆生活史や社会運動史などの研究を行う。2007年には、『プリムローズ・リーグの時代―世紀転換期イギリスの保守主義―』により一橋大学博士(社会学)の学位を取得。審査員は森村敏己土肥恒之貴堂嘉之[3][1]

著書

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  • 『一八四八年-チャーティズムとアイルランド・ナショナリズム』未来社 1993.2
  • 『世紀転換期イギリスの人びと』人文書院 2000.4
  • プリムローズ・リーグの時代 世紀転換期イギリスの保守主義』岩波書店 2006.12
  • 編『記念日の創造』人文書院 2007.5
  • 『近代都市とアソシエイション』「世界史リブレット」山川出版社 2008.12.
  • 『徴兵制と良心的兵役拒否―イギリスの第一次世界大戦経験』人文書院 2010.9
  • 『アイルランド革命1913-23 第一次世界大戦と二つの国家の誕生』岩波書店 2018.4
  • 『イギリス1960年代-ビートルズからサッチャーへ』中公新書 2021.5
学術論考
  • 『労働者クラブにおけるイヴェントと人間関係』一橋大学社会科学古典資料センター 1996.10.
  • 『19-20世紀転換期のイギリスにおける民衆主義の研究』京都大学 2005-2006

脚注

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