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少林寺 (岡山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
少林寺
境内
所在地 岡山県岡山市中区国富2-1-11
位置 北緯34度39分39.21秒 東経133度56分50.52秒 / 北緯34.6608917度 東経133.9473667度 / 34.6608917; 133.9473667
山号 國富山(国富山)
宗旨 臨済宗
宗派 妙心寺派妙心寺末)
本尊 観音菩薩
創建年 万治3年(1660年
開基 池田輝興法隣(開山)
正式名 國富山少林寺
国富山少林寺
法人番号 7260005000475 ウィキデータを編集
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少林寺(しょうりんじ)は、岡山県岡山市中区国富に所在する臨済宗妙心寺派の寺院。山号は国富山。本尊は観世音菩薩

概要

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この寺は赤穂藩2代藩主池田輝興が、兵庫県赤穂市に建立した長松山盛岩寺を前身とする。輝興は正保2年(1645年)不行状を理由に改易となり、甥の岡山藩池田光政の預かりとなった。輝興は正保4年(1647年)に岡山で死去した。万治3年(1660年)、盛岩寺をこの地に移転し、法隣を開山和尚に迎え、国富山少林寺と改称した。以後、輝興の菩提寺となった。

寺院内には小堀流の庭園があり、元禄12年(1699年)築庭と伝えられる。幕末の岡山藩筆頭家老であった伊木忠澄は隠居後に三猿斎と号し、この寺院に三猿堂を結び茶の湯を楽しんだ。

現在、三猿斎にちなみ、裏千家の茶会が定期的に催されている。

文化財

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  • 伊木三猿斎夫妻の墓
  • 池田政行夫妻の墓

参考文献

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  • 岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991 16ページ