山ノ井農村公園
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山ノ井農村公園 | |
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山ノ井農村公園の池と千枚田 | |
分類 | 農村公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯37度25分20秒 東経140度17分45秒 / 北緯37.42222度 東経140.29583度座標: 北緯37度25分20秒 東経140度17分45秒 / 北緯37.42222度 東経140.29583度 |
運営者 | 郡山市 |
設備・遊具 | 日本庭園、千枚田、あずまや、ブランコ、鉄棒、トイレ |
駐車場 | 60台 |
アクセス | 郡山駅8番バス乗り場より河内行王宮下車徒歩15分 |
事務所 | 郡山市農林部 |
山ノ井農村公園(やまのいのうそんこうえん)は、福島県郡山市片平町にある公園である。うねめ公園の別名でも知られる。
概要
[編集]郡山うねめまつりの元となった「采女(うねめ)物語」の舞台として知られており、園内には春姫が亡き恋人を追って身を投げたと伝わる「山ノ井清水」[1]や、春姫を祀る「采女神社」等がある。
また、山ノ井清水は万葉集に残された歌「安積香山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾が思はなくに」の「山の井」であると伝えられ[2]、歌碑が立てられている。
(ただし、安積山、山ノ井は日和田町の安積山公園にあるものを示すという説もある)
郡山市の観光用パンフレットなどではカタクリの花が楽しめる場所として紹介されている[3]。また、近くの集落から公園に続く道沿いには、数多くの紫陽花が植えられている他、庭園内の池には蓮や花菖蒲が植えられ、シーズン中にはこれらの花を楽しむことができる。
2011年には条例で郡山市の「農村公園」[4]に指定され、園内の丘の一部は「千枚田」として整備されている。
うねめ供養祭
[編集]郡山うねめまつりの初日に公園内で行われる。奈良市長やミス奈良を招いて園内の采女神社で供養祭が行なわれ、庭園の池には亀が放流される。
脚注
[編集]- ^ うねめ公園 山ノ井清水 | 郡山まちなか文化遺産
- ^ 安藤智重『安積歴史入門』歴史春秋社、2014年、9頁。ISBN 978-4-89757-841-5。
- ^ 『KORIYAMA SAKURA STORY さくら物語』 (PDF) 郡山市 2017年 25-26頁
- ^ 郡山市農村公園条例 | 郡山市
関連項目
[編集]- 采女物語 - うねめまつりの元になった伝説
- 王宮伊豆神社 - 1kmほど南、采女神社同様に春姫を祀る他、采女物語に登場する葛城親王も祀る
- 郡山うねめまつり - 采女物語を元にした、郡山市を代表する祭り
- 采女祭 - 朝廷視点の采女物語を元にした奈良市の祭り