山上岩二
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山上 岩二(やまのうえ いわじ、1885年(明治18年)6月15日[1] - 1966年(昭和41年)12月30日[2])は、大正から昭和時代の政治家、実業家。貴族院多額納税者議員。
経歴
[編集]山上脩三郎の兄として岡山県岡山区船頭町[1](現岡山市北区)に生まれ、1910年(明治43年)岡山市二日市町[1](現:北区)の地主[1]・山上頼治の養子となり、1917年(大正6年)家督を相続する[3]。岡山中学校(現岡山県立岡山朝日高等学校)、第一高等学校を経て[1]、1910年(明治43年)東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業[2]。岡山住宅土地専務取締役、萬歳酒造監査役、岡山米穀取引所理事[3]、同理事長、岡山商業会議所会頭などを歴任した[2]。
1924年(大正13年)岡山市会議員に当選[1]。1925年(大正14年)岡山県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[4]から1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで3期在任した[2]。在任中は交友倶楽部に所属した[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。
- 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社、1994年。