コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

山上岩二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山上岩二

山上 岩二(やまのうえ いわじ、1885年明治18年)6月15日[1] - 1966年昭和41年)12月30日[2])は、大正から昭和時代の政治家実業家貴族院多額納税者議員

経歴

[編集]

山上脩三郎の兄として岡山県岡山区船頭町[1](現岡山市北区)に生まれ、1910年(明治43年)岡山市二日市町[1](現:北区)の地主[1]・山上頼治の養子となり、1917年(大正6年)家督を相続する[3]。岡山中学校(現岡山県立岡山朝日高等学校)、第一高等学校を経て[1]1910年(明治43年)東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業[2]。岡山住宅土地専務取締役、萬歳酒造監査役、岡山米穀取引所理事[3]、同理事長、岡山商業会議所会頭などを歴任した[2]

1924年(大正13年)岡山市会議員に当選[1]1925年(大正14年)岡山県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[4]から1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで3期在任した[2]。在任中は交友倶楽部に所属した[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 『岡山県歴史人物事典』1067頁。
  2. ^ a b c d e 衆議院、参議院 編 1960, 219頁.
  3. ^ a b 人事興信所 1928, ヤ66頁.
  4. ^ 『官報』第3931号、大正14年9月30日。

参考文献

[編集]