山下光 (心理学者)
やました ひかり 山下 光 | |
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国籍 | 日本 |
研究分野 | 心理学 |
研究機関 |
大阪教育大学 愛媛大学 |
主な業績 |
実験神経心理学の研究 臨床神経心理学の研究 |
プロジェクト:人物伝 |
山下 光(やました ひかり)は、日本の心理学者(実験心理学・臨床心理学)。学位は博士(感覚矯正学)(川崎医療福祉大学)。愛媛大学教育学部教授。
大阪教育大学教育学部助教授、愛媛大学教育学部助教授、愛媛大学教育学部准教授などを歴任した。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]関西学院が設置・運営する関西学院大学の大学院に進学し、文学修士の学位を取得した。また、後年に「Rey複雑図形の再生を規定する要因についての実験心理学的検討」[1]と題した博士論文を執筆しており、川崎学園が設置・運営する川崎医療福祉大学より2006年(平成18年)9月26日に博士(感覚矯正学)の学位を授与されている[1][2]。
心理学者として
[編集]1998年(平成10年)4月、国が設置・運営する大阪教育大学に採用され[3]、教育学部の助教授に就任した[3]。なお、大阪教育大学は2004年(平成16年)に国から同名の国立大学法人に移管されたが、以降もそのまま引き続き勤務し、2005年(平成17年)3月に退任した[3]。
2005年(平成17年)4月、同名の国立大学法人により設置・運営される愛媛大学に転じ[3]、教育学部の助教授に就任した[3]。なお、2007年(平成19年)3月まで教育学部の助教授を務めていたが[3]、同年4月より教育学部の准教授となった[3]。同年9月までは教育学部で准教授を務めていたが[3]、同年10月には教育学部の教授に昇任した[3]。教育学部においては、主として特別支援教育を講じた[3]。
研究
[編集]専門は心理学であり、実験心理学や臨床心理学といった分野を研究していた[3]。具体的には、実験神経心理学や臨床神経心理学などの研究に従事した[3]。研究成果は論文として発表するだけでなく、学術書や専門書も上梓している[4]
略歴
[編集]著作
[編集]共著
[編集]- 武田克彦・山下光編著『神経心理検査ベーシック』中外医学社、2019年。ISBN 978-4-498-22912-9
寄稿、分担執筆、等
[編集]- 日野原重明・宮岡等監修、飯田順三ほか編集委員『知能の衰え』シナジー、2013年。ISBN 978-4-916166-26-5
- 守屋國光編『特別支援教育総論』風間書房、2015年。ISBN 978-4-7599-2049-9
- 片山順一編『神経・生理心理学』北大路書房、2019年。ISBN 978-4-7628-3068-6