山下正男
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山下 正男(やました まさお、1931年7月16日 - )は、日本の哲学者。京都大学名誉教授。専門は論理と数理の比較思想史。
経歴
[編集]京都府京都市出身。1953年京都大学文学部哲学科卒。1958年同大学院博士課程満期退学。1965年関西学院大学文学部助教授、1968年京都大学人文科学研究所助教授、1981年教授。1995年定年退官、名誉教授、近畿大学文芸学部教授[1]。
著書
[編集]- 『新しい哲学――前科学時代の哲学から科学時代の哲学へ』(培風館、1967年)
- 『科学時代をどう生きるか――科学と科学でないもの』(講談社現代新書 1967年)
- 『動物と西欧思想』(中公新書、1974年)
- 『植物と哲学』(中公新書、1977年)
- 『論理学史』(岩波全書、1983年)
- 『論理的に考えること』(岩波ジュニア新書、1985年)
- 『思想としての動物と植物』(八坂書房、1994年)
- 『思想の中の数学的構造』(ちくま学芸文庫、2006年)
- 『図解き 論理的哲学史逍遙──ポルフィリオスの樹にはじまる』(工作舎、2020年)
- 『西欧テモクラシーの哲学的伝統──アリストテレスにはじまる』(工作舎、2023年)
翻訳
[編集]- シヨルツ(Christopher H. Scholz)『西洋論理学史』(理想社、1960年)
- 『カント全集 第2巻 前批判期論集 第1』(理想社、1965年)
- ウェスリー・C・サモン『論理学』(培風館、哲学の世界、1967年)
- 「パース論文集」(上山春平共訳、『世界の名著 第48』、中央公論社、1968年)
- ウイラード・V・クワイン『論理学の哲学』(培風館、哲学の世界、1972年)
- 『ライプニッツ著作集 10 中国学・地質学・普遍学』(共訳、工作舎、1991年)
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』1987,2002年