山下紘加
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山下 紘加 (やました ひろか) | |
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誕生 |
1994年??月??日 東京都 |
職業 | 小説家 |
活動期間 | 2015年 - |
主な受賞歴 | 文藝賞(2015年) |
デビュー作 | 『ドール』(2015年) |
ウィキポータル 文学 |
山下 紘加(やました ひろか、1994年 - )は、日本の小説家。東京都出身[1][2]。
経歴
[編集]2015年、「ドール」で第52回文藝賞受賞しデビュー[1]。ラブドールを題材にした作品を描いたのは、ラブドールが扱われている映画などを観たことに起因する[3]。2022年、「あくてえ」で第167回芥川龍之介賞候補[1][2]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『ドール』(2015年11月 河出書房新社)
- ドール - 『文藝』2015年冬季号
- 『クロス』(2020年4月 河出書房新社)
- クロス - 『文藝』2020年春季号
- 『エラー』(2021年5月 河出書房新社)
- エラー - 『文藝』2021年春季号
- 『あくてえ』(2022年7月 河出書房新社)
- あくてえ - 『文藝』2022年夏季号
- 『煩悩』(2023年10月 河出書房新社)
- 煩悩 - 『文藝』2023年秋季号
- 『可及的に、すみやかに』(2024年9月 中央公論新社)
- 掌中 - 『文學界』2023年3月号
- 可及的に、すみやかに - 『文學界』2024年7月号
共著
[編集]雑誌掲載作品
[編集]小説
[編集]- 「空 そこに私はいない」 - 『文藝』2016年秋季号
- 「体温」 - 『小説新潮』2016年8月号
- 「水に光る」 - 『文藝』2017年冬季号
- 「最後の女」 - 『文藝』2020年夏季号
- 「誘う舌」 - 『an・an』No.2236 2021年2月10日号
- 「二重奏」 - 『文藝』2021年冬季号
- 「わたしは、」 - 『文藝』2024年夏季号
エッセイ・書評
[編集]- 「私の中の特別な小説」 - 『文學界』2016年1月号
- 「青春の熱」 - 『すばる』2016年2月号
- 「私の三大殻付きナッツ」 - 『群像』2016年2月号
- 「時空を越える生命体と翻弄される人々の姿」(桜庭一樹著 手塚治虫原案『小説 火の鳥 大地編(上・下)』書評)[4] - 『文藝』2021年夏季号
- 「「小説家」という生き物」(山田詠美『私のことだま漂流記』書評)[5] - 『文藝』2023年春季号
- 「愛と衛生」 - 『群像』2023年3月号
- 「忘却は人間の救い」(村井理子『実母と義母』書評) - 『すばる』2023年12月号
- 「日日是好日」 - 『すばる』2024年1月号 - 3月号
対談
[編集]- 星野智幸×山下紘加 対談「『視線』から踏み込んだ世界」 - 『文藝』2015年冬季号
脚注
[編集]- ^ a b c “山下 紘加(ヤマシタ ヒロカ)”. 河出書房新社. 2023年12月20日閲覧。
- ^ a b “芥川賞候補作・山下紘加「あくてえ」を文化芸能部文化班の4人が語る 文芸担当の座は譲れない~芥川賞大予想(1)”. 東京新聞 TOKYO Web. 東京新聞社. 2023年12月20日閲覧。
- ^ “【前編】第52回文藝賞「ドール」山下紘加さん 受賞作は“ラブドールから出発した青春小説””. 月に吠える通信WEB. 2019年1月3日閲覧。
- ^ 気鋭の作家が読む、桜庭一樹×手塚治虫の時空を超えた命の物語――桜庭一樹著/手塚治虫原案『小説 火の鳥 大地編(上・下)』(山下紘加 評) | レビュー | Book Bang
- ^ 「小説を書くのがつらい。苦痛で仕方がない」という状態に陥った作家・山下紘加を救った“山田詠美の言葉” | レビュー | Book Bang
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 山下紘加 (@hirokayamashita) - X(旧Twitter)