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山口優夢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山口 優夢(やまぐち ゆうむ、1985年12月28日[1] - )は、日本の俳人新聞記者

東京都に生まれる。2002年より開成高校の句会「紫雁会」に参加。2003年、第6回俳句甲子園にて団体優勝し、自句「小鳥来る三億年の地層かな」が最優秀句に選ばれる。その後東京大学に進学し、東大俳句会に所属。大学では理学部地球惑星環境学科で火星の地質を研究していた。その後東京大学大学院に進学し、修士課程を修了[1]2005年龍谷大学青春俳句大賞大学生部門最優秀賞を受賞。2007年、第四回鬼貫青春俳句大賞優秀賞受賞。

2008年より中原道夫の結社「銀化」所属。2011年、「投函」50句で第56回角川俳句賞を受賞。受賞時24歳で、田中裕明(受賞時22歳)に次いで史上2番目の若さでの受賞であった。同年第一句集『残像』刊行。2012年に俳人の江渡華子と結婚。代表的な句に「台風や薬缶に頭蓋ほどの闇」「あぢさゐはすべて残像ではないか」など。2011年から読売新聞記者として地方勤務をしながら句作を続けている。

著書

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  • 残像(2011年、角川書店
  • 新撰21(共著、2010年、邑書林)
  • 抒情なき世代 『新撰21』の20人を読む(評論、2010年、邑書林) - 『新撰21』に収録された、自身を除く20人を論じたもの。

脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.468

参考文献

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外部リンク

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