山口真帆
やまぐち まほ 山口 真帆 | |
---|---|
生年月日 | 1995年9月17日(29歳) |
出身地 | 日本・青森県八戸市 |
身長 | 161 cm[1] |
血液型 | O型[2] |
職業 | 女優・タレント |
ジャンル | テレビドラマ、映画 |
活動期間 | 2015年 - |
事務所 | フリーランス |
主な作品 | |
映画 『ショコラの魔法』 | |
備考 | |
元NGT48メンバー(2015年 - 2019年) (チームNIII→チームG) |
山口 真帆(やまぐち まほ、1995年〈平成7年〉9月17日[2] - )は、日本のタレント、女優。女性アイドルグループ・NGT48の元メンバー。愛称は、まほほん[2]。青森県八戸市出身[2][3][4]。研音[5][6]を経て現在はフリーランス。身長161 cm。血液型はO型。
略歴
[編集]- 2015年
- 7月25日、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格[7]。8月21日に新潟市歴史博物館にて開催されたイベント「みなとぴあ」で他の1期生(ドラフト2期生も含む)21名とともに披露された[8]。
- 2016年
- 1月10日、正規メンバーに昇格。新たに結成されたチームNIIIの所属となった[9]。
- 2017年
- 6月17日開票の『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』では20,818票を獲得して53位(フューチャーガールズ)となり、初のランクインを果たした[10]。
- 2018年
- 4月13日、朱鷺メッセで開催された『NGT48単独コンサート 〜朱鷺は来た!新潟から全国へ!〜』で発表された組閣において、新たに結成されるチームGに異動することが発表された[11]。
- 6月16日開票の『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では20,654票を獲得して70位(アップカミングガールズ)にランクインした[12]。
- 7月1日、チームGの初日公演において、副キャプテンへの就任が発表された[13]。
- 2019年
- 1月8日から翌日にかけて、SHOWROOMおよびTwitterにて、前年12月8日に自宅で暴行被害に遭っていたことを公表した(詳細は後述)。
- 4月21日、NGT48劇場で行われたチームG「逆上がり」公演の千秋楽公演において、NGT48を卒業することを発表[14]。
- 5月18日、NGT48劇場において『「太陽は何度でも」公演〜菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演〜』が開催された[15][16]。
- 5月19日、NGT48としての活動を終了[注 1]。
- 5月25日付けで、芸能事務所研音に移籍[5][18]。これにともない、それまでのSNSへの投稿をすべて削除した[19]。
- 8月1日、公式サイトと公式ファンクラブを開設[1]。
- 9月17日、初写真集『present』を発売[1][20]。
- 2020年
- 1月12日放送の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系)第1回でテレビドラマ初出演を務める[21]。
- 9月5日開幕の『浪漫舞台「走れメロス」〜文豪たちの青春〜』にて、舞台に初出演[22]。
- 2021年
- 2023年
- 9月30日付で所属していた研音を退所[6]。以降はフリーランスとして活動している。
人物
[編集]- 青森県出身で東日本大震災を経験したことをきっかけに、複数のボランティア団体に参加して、東北を中心にボランティア活動をしていた。その中でAKB48グループが被災地でイベントを定期的に行っている被災地復興支援活動を知り、感動してアイドルを目指した。携帯会社の毎月料金から募金するプランで募金を行なっている[24]。
- 社会貢献活動に興味を持っている。費用の面で断念したものの、海外ボランティア留学をしてみたいと調べたりもしていた[24]。
- 好きな食べものはマンゴー、牛タン、シャインマスカット>で、特技は「わたあめの早食い」と「英文をそれっぽく読む」こと[2]である。
- 将来の夢はモデルであるが、太れない体質で、NGT48の衣装も丈を増やしてもらわないと着用することが出来ない程、身長に対して脚と腕が長い体型である。アイドルとしてはこのような細身の体型がコンプレックスになっていると告白しており、「モデルという仕事は、自分のコンプレックスになっている部分も活かせる場なんじゃないかなと思います」と述べていた[25]。
- 北原里英の卒業後は兼任の柏木由紀を除くと、NGT48では最年長のメンバーだった。「年下メンバーがかわいくて仕方がない」という一方で、「適度なところでお姉さんとして振る舞える人になりたいな」とも語っていた[25]。
- NGT48のオーディションを受ける前には、バイトAKB、SKE48第7期生オーディション、NMB48ポスト山田菜々オーディションで不合格になっている。ただし、ポスト山田菜々オーディションでは最終審査まで残っていた[26]。
- NGT48のオーディションを受けた同時期に、欅坂46のオーディションも受けていた。欅坂46の1次オーディションにも合格したものの、2次審査がNGT48の最終審査と開催日が重複したために辞退した。しかし、後日に欅坂46の関係者からオーディションに来られないかと問合せがあったという[27]。
- 2019年5月18日に行われたNGT48の卒業公演では、AKB48グループのプロデューサー秋元康がこの公演のために書き下ろした新曲「太陽は何度でも」を披露した。また、同公演で歌唱した欅坂46の「黒い羊」に対し、一部メディアからは「黒い羊」の歌詞からNGT48運営への皮肉ではないかと報道されたが、本人はそれを否定し「この5ヵ月間とても支えられた曲」とコメントしている[28]。
暴行被害事件
[編集]2018年12月8日、新潟市内にある自宅マンションの玄関先で、顔を掴まれるなどの暴行被害を受けた[29]。暴行の実行犯である男性2名は新潟県警に逮捕されたものの、同月末に不起訴となり、釈放されている[29]。この事件はメディア等でも報じられず、表沙汰になっていなかったが、2019年1月8日から翌日にかけて、山口自身がSHOWROOMおよびツイッターによって被害を告発したことで明るみに出た。告発内容は、他のNGT48メンバー複数名が事件に関与していたこと、NGT48の運営スタッフが適切な対応を行わなかったことをうかがわせる内容であり、1月9日にNHKが主要メディアでは初めて報道したことで世間に知られることになった。
1月10日の3周年記念公演において山口自身がステージに立ち、騒動になったことについて謝罪を行った。責任者である劇場支配人(当時)の今村悦朗が姿を見せないまま被害者に謝罪をさせたとして、世界各国のメディアからもNGT48運営の姿勢に対して批判が集まった[30]。
1月18日、19日に開催された『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』には欠席[31]。その後も公の場には姿を見せず、ツイッターでの「いいね」を除いて発信のない状況が続いていたが、3月22日、第三者委員会による調査報告に関するAKSの会見中にツイッターを計5度更新し、AKSの主張にリアルタイムで反論。会見に出席した記者が山口のツイートを見てAKS側に確認するという異例の展開となった[32]。
4月21日、NGT48劇場で101日ぶりに公演に出演し、アンコールの後「(事務所社長に)会社を攻撃する加害者」と言われていたことを明かし[33]、「今の私にNGT48のためにできることは、卒業しかありません」と卒業を発表した[14][34]。
NGT48での参加楽曲
[編集]シングル選抜楽曲
[編集]NGT48名義
- 青春時計
- 出陣
- 暗闇求む
- 世界はどこまで青空なのか?
- 僕の涙は流れない - SNS選抜名義
- ナニカガイル
- 春はどこから来るのか?
- Whatcha Gonna Do - セクシー6名義
- 世界の人へ
- カーテンの柄 - チームG名義
AKB48名義
- 「君はメロディー」に収録
- Maxとき315号 - NGT48名義
- 「翼はいらない」に収録
- 君はどこにいる? - NGT48名義
- 「ハイテンション」に収録
- ハッピーエンド - レナッチーズ名義
- 「シュートサイン」に収録
- みどりと森の運動公園 - NGT48名義
- 「#好きなんだ」に収録
- 自分たちの恋に限って - フューチャーガールズ名義
- 「ジャーバージャ」に収録
- 友達でいましょう - NGT48名義
- 「センチメンタルトレイン」に収録
- ひと夏の出来事 - アップカミングガールズ名義
- 「NO WAY MAN」に収録
- それでも彼女は - 大人選抜2018名義
- 夢へのプロセス - AiKaBu選抜名義
劇場公演ユニット曲
[編集]- クラスメイト
- てもでもの涙(1stユニット)
- 純情主義(2ndユニット)
- 祈りはどんな未来もしあわせに変える
- 抱きしめられたら
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 第1話(2020年1月12日、読売テレビ・日本テレビ系) - 横山愛菜 役[21]
- DIVER-特殊潜入班 第2話(2020年9月29日、関西テレビ・フジテレビ系) - 井川エリ 役
- 結婚できないにはワケがある。(2021年4月18日 - 6月20日、朝日放送テレビ) - 高田よしえ 役[35]
テレビ番組
[編集]- ニンゲン観察バラエティ モニタリング(2021年6月24日、7月30日、8月19日、8月26日、9月9日、9月16日・TBS系列)
映画
[編集]- ショコラの魔法(2021年6月18日公開、イオンエンターテイメント) - 主演・哀川ショコラ 役[36]
舞台
[編集]- 浪漫舞台『走れメロス』〜文豪たちの青春〜(2020年9月5日 - 10月13日、ヒューリックホール東京 / 10月22日、名古屋市公会堂 / 10月25日 - 27日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ) - 山崎富栄 役[22]
- トムラウシ(2023年2月4日 - 2月12日、自由劇場) - 佐々木夢 役[37]
- ミュージカル『悪ノ娘』(2024年3月13日 - 17日、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ) - クラリス 役[38]
- 舞台『HOUSE〜7人の地縛霊〜』(2024年8月23日 - 9月1日、シアターサンモール) - 鈴川莉奈 役[39][40]
ミュージックビデオ
[編集]広告
[編集]書籍
[編集]写真集
[編集]- present(2019年9月17日、宝島社、ISBN 978-4800297990)[1][20]
デジタル写真集
[編集]カレンダー
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “元NGT山口真帆、アイドルから女優へ“脱皮” 新天地初仕事は初写真集”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年8月1日) 2019年8月1日閲覧。
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- ^ “PROFILE”. 山口真帆オフィシャルサイト. 研音. 2021年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月2日閲覧。
- ^ “秘密のケンミンSHOW極”. 読売テレビ. 2021年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。ゲスト紹介にて「青森県八戸市出身」を公表。
- ^ a b “山口真帆が大手事務所の研音に移籍、48G関係で初”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年5月25日) 2019年5月25日閲覧。
- ^ a b “元NGT48・山口真帆、9月いっぱいで「研音」を退所「心から感謝しています」今後も活動継続”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年9月30日) 2023年9月30日閲覧。
- ^ “初お披露目!NGT48の第1期生オーディション合格者22名!”. WEBザテレビジョン (KADOKAWA). (2015年7月25日) 2021年8月30日閲覧。
- ^ “NGT48お披露目イベントレポ&全メンバー個別顔写真紹介!センターは新潟市出身の“かとみな””. 日刊SPA! (2015年8月23日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “NGT48、柏木由紀ら16人でチームN3結成”. 日刊スポーツ (2016年1月10日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “『第9回AKB48選抜総選挙』完全レポート『全80位メンバーコメント&会場フォト』”. ORICON NEWS (2017年6月17日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “NGT48初の新潟単独コンサートで組閣、2チーム体制に 北原後任は加藤美南”. ORICON NEWS (2018年4月14日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “【第10回AKB総選挙】65位〜80位「アップカミングガールズ」発表”. ORICON NEWS (2018年6月16日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “NGT48、新体制本格スタート チームGキャプテンは本間日陽、副キャプテンは山口真帆に”. Real Sound (2018年7月2日). 2019年1月20日閲覧。
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- ^ “NGT山口真帆、卒業公演が終幕 ファンに笑顔で別れ「自分の人生を強く歩んでいきたい」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2019年5月18日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ “【卒業あいさつ全文】山口真帆&菅原りこ&長谷川玲奈が卒業公演 ファンに笑顔で別れ”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年5月18日) 2019年5月20日閲覧。
- ^ “NGT48山口真帆の今後の活動に関しまして”. NGT48 Mobile (2019年5月6日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ “山口真帆所属のお知らせ”. 研音Message (2019年5月25日). 2019年5月25日閲覧。
- ^ “山口真帆、事務所移籍で過去のSNS全投稿を削除”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年5月25日) 2019年5月25日閲覧。
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- ^ a b 特別対談 土井香苗×山口真帆&西村菜那子 (NGT48) 第3回 「変える」仕事を通じた社会貢献、世界を変える仕事とは?. The21online(PHP研究所)(2016年4月15日付) 2019年5月1日閲覧。
- ^ a b “NGT48 西潟茉莉奈&山口真帆、“お姉さんメンバー”が考えるグループ・個人活動の重要性”. Real Sound (2017年12月13日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “挫折をバネに“ご当地”で総選挙に挑む、新潟「NGT48」の少女たち”. THE PAGE: p. 3. (2016年5月26日) 2021年7月7日閲覧。
- ^ “山口真帆、卒業公演に「欅坂46のオーディションを受けていれば」と惜しむ声 NGT48解散は不可避か”. エンタMEGA. (2019年5月20日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ “黒い羊は皮肉曲ではない…欅坂ファン安堵した山口真帆の真意”. 女性自身. (2019年5月26日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b “ファン2人がアイドル宅押しかけ”. 首都圏のニュース (NHK). (2019年1月9日). オリジナルの2019年1月10日時点におけるアーカイブ。 2019年5月25日閲覧。
- ^ 内村コースケ (2019年1月16日). “NGT48山口真帆さん暴行事件に見る非常識な「日本の謝罪文化」”. ニューズウィーク日本版 2019年1月20日閲覧。
- ^ “NGT山口真帆、西潟茉莉奈、太野彩香、AKBリクエストアワー最終日も出演せず…騒動には誰も触れず”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年1月20日) 2019年1月20日閲覧。
- ^ “山口真帆のツイッターに「いいね!」26万件、会見中に異例反論ツイート”. デイリースポーツ (2019年4月1日). 2019年4月1日閲覧。
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- ^ “「黙ってた思いを言いたい」 NGT48山口さんの“卒業論文”全文”. 産経ニュース. 産経デジタル (2019年4月21日). 2019年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月21日閲覧。
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- ^ “開沼豊の“ホラー?ラブコメディ”「HOUSE~7人の地縛霊~」に宮島優心・山口真帆ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月7日). 2024年6月8日閲覧。
- ^ “Cast & Staff”. 舞台「HOUSE〜7人の地縛霊〜」公式サイト. 2024年6月8日閲覧。
- ^ “mzsrz(ミズシラズ)、 映画『ショコラの魔法』主題歌「アンバランス」MV公開 主演の山口真帆よりコメントも”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2021年6月24日) 2021年8月30日閲覧。
- ^ “女優・山口真帆も、思わず笑顔に!? 本格ワインを、1杯から。 サントリーの本格缶ワイン『ONE WINE』”. NewsTV (2021年10月28日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “山口真帆 TOP SECRET”. 小学館. 2020年3月22日閲覧。
- ^ “山口真帆 2020.04-2021.03 CALENDAR”. 研音公式ショップ. 研音. 2020年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月22日閲覧。
- ^ “山口 真帆|書籍|最新情報”. 研音Message. 2021年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。
- ^ “山口真帆、素肌感あふれるシースルードレスショット公開「大人なまほちゃんも素敵」”. ENTAME next (徳間書店). (2021年3月10日) 2023年9月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 山口真帆公式ファンクラブ
- 山口真帆 (@maho_yamaguchi) - X(旧Twitter)
- 山口真帆/Maho Yamaguchi (@yamaguchimaho_official) - Instagram
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