山岡景一郎
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山岡 景一郎(やまおか けいいちろう、1930年7月8日 - )は、京都府を本拠とする経営コンサルタント。平安女学院理事長・学院長・大学学長。白川プロジェクト株式会社代表取締役。株式会社白川書院代表取締役社長。愛称、やまけい。
経歴・人物
[編集]1930年、京都府生まれ[1]。1953年、立命館大学二部経済学部(夜間)卒業[1]。1957年、結婚。国家公務員、地方公務員を経て、経営コンサルタントを開業。2003年に平安女学院理事長・学院長に就任し、2005年より、平安女学院大学学長・短期大学部学長を兼任。破綻寸前と言われていた学校法人を財政健全化し、大きく立て直した[1][2]。一方で、理事長・学院長在任時の2004年に守山市のキャンパスを高槻市に移転する方針をめぐって学生から裁判を起こされたり[1]、自身が執筆した大学のミッション宣言を教職員に毎日唱和させたり[1]、附属高校の教職員の解雇騒動が起きたり[3]するなど、強権的な側面も目立った。自らワンマン経営者を自認している[1]。2023年1月には4名の教員よりパワーハラスメントで訴えられた[4]。この件について、山岡側からの反論も為されている[5]。
2011年に京都府立医科大学客員教授、2015年には京都大学特任教授に就任。公益財団法人京都府生活衛生営業指導センター理事長、一般社団法人日本おもてなし学会会長[1]。日本ペンクラブ会員。
「月刊京都」元編集長、白川書院編集顧問の山岡祐子は娘。
宗教はキリスト教。生家があった場所はビルになっているが、1階部分を平安女学院が借り上げ、2020年時点で平安女学院広報センターになっている。
出演
[編集]ラジオ
[編集]著書
[編集]- 平安女学院大学の奇跡 小規模大学の生き残り大逆転戦略 (2016/12/20 PHP研究所)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “異見交論37 「学校経営はマジック」 山岡景一郎氏(平安女学院大学 学長・理事長)”. 読売新聞教育ネットワーク. 2022年5月6日閲覧。
- ^ <70>改革断行で財政健全化 破たん寸前大学の再生モデル 平安女学院大学
- ^ 「文春オンライン」特集班. “《京都・平安女学院で内紛勃発》“敏腕経営者”理事長vs.“愛の教育”ミッション系教職員の行方は?”. 文春オンライン. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “京都の名門女子校・平安女学院で勃発したお家騒動、教師4人が学校を“異常支配”するパワハラ理事長を訴えた! 理事長が直撃に取った行動”. 週刊女性PRIME. 2023年1月23日閲覧。
- ^ “名門・平安女学院の「クーデター事件」が恐ろしすぎる…辞任に追い込まれた名物理事長の告白《女性校長は、中高生までストライキに巻き込んだ》(現代ビジネス)”. Yahoo!ニュース. 2023年9月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- 学長挨拶 | 大学・短大について | 平安女学院大学
- 山岡景一郎 プロフィール
- 山岡景一郎 (@109yamakei) - X(旧Twitter)
- 山岡景一郎 (keiichiro.yamaoka.1) - Facebook