コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

山岸美喜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山岸 美喜(やまぎし みき、1968年昭和43年〉6月25日 - )は、東京都出身の著述家[1]名古屋市在住[2]。オーケストラ・コンチェルタンテの団長。メニコン芸術文化記念財団理事。

江戸幕府最後の征夷大将軍徳川慶喜陸奥国会津藩第9代藩主の松平容保の玄孫で[3]2023年1月から旧公爵徳川慶喜家第5代当主[4]

経歴

[編集]

英国留学後、外資系商社で秘書アシスタントとして勤務、結婚を機に退職[2]。クラシックコンサートの企画事業を手掛けるとともに、大政奉還前に徳川慶喜が飲んだとされる「将軍珈琲」の宣伝大使も務めている[1]

徳川慶喜家の4代当主・徳川慶朝2017年に亡くなってからは資料整理を続け[3]、自身の祖母でもある徳川和子徳川慶光の妻)の手記をまとめ、出版した[3]2023年令和5年)1月に慶喜家5代当主となることを公表、同時に慶喜家の廃家も公表した[4]

系譜

[編集]

著書

[編集]
  • 徳川和子、山岸美喜『みみずのたわごと』東京キララ社、2020年12月2日。ISBN 978-4-903883-53-3 [7]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 山岸美喜”. 婦人公論. 2022年1月4日閲覧。
  2. ^ a b 堀井聡子「あの人に迫る 山岸美喜 徳川慶喜家5代目当主」『中日新聞』2024年10月25日、夕刊、2面。
  3. ^ a b c 松崎晃子 (2021年7月10日). “慶喜の孫に嫁いだ生涯 徳川和子さんの手記刊行”. 中日新聞. https://www.chunichi.co.jp/article/288477 2022年1月4日閲覧。 
  4. ^ a b 山岸美喜(インタビュアー:石井謙一郎)「徳川慶喜の玄孫が「家系の断絶」を決意した理由とは…120年以上続く名家の「家じまい」事情」『文春オンライン』、文藝春秋社、2023年5月19日https://bunshun.jp/articles/-/626812023年5月20日閲覧 
  5. ^ a b 徳川 & 山岸 2020, p. [要ページ番号].
  6. ^ “徳川慶朝さん死去 67歳 写真家、将軍慶喜のひ孫”. 茨城新聞クロスアイ. 茨城新聞社. (2017年9月26日). http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15063497571525 2017年9月26日閲覧。 ウェブアーカイブ、2023年3月24日閲覧。
  7. ^ 『みみずのたわごと』徳川和子 山岸美喜”. 東京キララ社. 2023年7月27日閲覧。

外部リンク

[編集]