山崎助一
山崎 助一 | |
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生誕 |
1889年7月7日 日本 佐賀県 |
死没 | 1943年8月4日(54歳没) |
所属組織 | 大日本帝国海軍 |
軍歴 |
1911年 - 1942年 1942年 - 1943年 |
最終階級 | 海軍少将 |
山崎 助一(やまさき すけいち、1889年(明治22年)7月7日[1] - 1943年(昭和18年)8月4日[1])は、日本の海軍軍人。最終階級は海軍少将。位階勲等功級は従四位勲三等功四級[2][3]。
経歴
[編集]佐賀県出身。1911年(明治44年)7月、海軍兵学校第39期を卒業し[4]、1912年(大正元年)12月に海軍少尉に任官した[4]。「大和」「夕凪」各乗組などを経て[4]、1919年(大正8年)12月、海軍大尉に進級して海軍水雷学校高等科学生となった[4]。その後、「樫」乗組[4]、「陸奥」分隊長などを経て[4]、1925年(大正14年)4月20日に「伏見」艦長に就任し[4]、12月1日に海軍少佐に進級した[4]。1926年(大正15年)6月に「勢多」艦長に移り[4]、「那珂」「青葉」「山城」「陸奥」各水雷長兼分隊長などを歴任した[4]。1931年(昭和6年)12月に海軍中佐に進級し[4]、「名取」「鳥海」各副長[4]、佐世保海兵団副長兼教官を歴任し[4]、1936年(昭和11年)12月に海軍大佐進級と同時に馬公防備隊司令に着任した[4]。
1938年(昭和13年)12月に「迅鯨」艦長に転じ[4]、1939年(昭和14年)11月に第15砲艦隊司令に転じた[4]。1940年(昭和15年)11月に第15防備隊司令(第2遣支艦隊・海南島根拠地隊[5])に就任して海南島に出動し、1941年(昭和16年)7月に第15警備隊司令(海南警備府[6])となった[4]。1942年(昭和17年)2月1日に佐世保鎮守府附となり[4]、4月27日に待命[4]、4月28日に予備役に編入されたが即日充員召集され[4]、佐世保鎮守府附となった[4]。同年7月30日には第11航空艦隊司令部附となり[4]、8月7日に「神威」艦長に就任し[4]、太平洋戦争に出征した[1]。1943年(昭和18年)5月3日に佐世保鎮守府附となり[4]、8月4日に戦病死した[1][4][3]。同日任海軍少将[3]。
年譜
[編集]- 1911年(明治44年)7月7日 - 海軍兵学校卒業、宗谷乗組[4]
- 1912年(明治45/大正元年)
- 1913年(大正2年)12月1日 - 海軍砲術学校普通科学生[4]
- 1914年(大正3年)
- 1915年(大正4年)10月1日 - 生駒乗組[4]
- 1916年(大正5年)12月1日 - 第1艇隊附[4]
- 1917年(大正6年)12月1日 - 夕凪乗組[4]
- 1918年(大正7年)3月12日 - 水無月乗組[4]
- 1919年(大正8年)12月1日 - 海軍大尉、海軍水雷学校高等科学生[4]
- 1920年(大正9年)12月1日 - 第15艇隊艇長[4]
- 1921年(大正10年)12月1日 - 樫乗組[4]
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)8月23日 - 利根水雷長兼分隊長[4]
- 1925年(大正14年)
- 1926年(大正15年)
- 1927年(昭和2年)
- 1929年(昭和4年)11月30日 - 山城水雷長兼分隊長[4]
- 1930年(昭和5年)12月1日 - 陸奥水雷長兼分隊長[4]
- 1931年(昭和6年)
- 1933年(昭和8年)11月15日 - 名取副長[4]
- 1934年(昭和9年)11月1日 - 鳥海副長[4]
- 1935年(昭和10年)11月15日 - 佐世保海兵団副長兼教官[4]
- 1936年(昭和11年)12月1日 - 海軍大佐、馬公防備隊司令[4]
- 1938年(昭和13年)12月15日 - 迅鯨艦長[4]
- 1939年(昭和14年)11月15日 - 第15砲艦隊司令[4]
- 1940年(昭和15年)11月15日 - 第15防備隊司令[4]
- 1941年(昭和16年)7月31日 - 第15警備隊司令[4]
- 1942年(昭和17年)
- 1943年(昭和18年)
脚注
[編集]- ^ a b c d 福川 2000, 392頁.
- ^ 海軍歴史保存会 1995, 536頁.
- ^ a b c d 外山 1981, 162頁.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn 海軍歴史保存会 1995, 537頁.
- ^ 坂本、福川 2003, 272頁.
- ^ 坂本、福川 2003, 312頁.
参考文献
[編集]- 福川秀樹 編著『日本海軍将官辞典』芙蓉書房出版、2000年。ISBN 482950272X。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500034。
- 海軍歴史保存会 編集『日本海軍史 第10巻』海軍歴史保存会、1995年。
- 坂本正器、福川秀樹 編著『日本海軍編制事典』芙蓉書房出版、2003年。ISBN 4829503300。