山崎庸佑
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山崎 庸佑(やまざき ようすけ、1934年11月9日[1] - )は、日本の哲学者、九州大学名誉教授。
略歴
[編集]高知県香美郡野市町(現・香南市)出身。東京大学大学院修了。1981年「現象学研究」で九州大学文学博士。駒澤大学文学部助教授、九州大学文学部助教授、教授。1999年定年退官、名誉教授、日本大学教授、2006年退職[2]。1977年山崎賞受賞。 2018年瑞宝中綬章受章[3]。
著書
[編集]- 『ニーチェと現代の哲学』理想社 1970
- 『現象学の展開 感性の現象学と哲学の諸問題』新曜社 1974
- 『人類の知的遺産 54 ニーチェ』講談社 1978 講談社学術文庫 1996
- 『現象学と歴史の基礎論』新曜社 1980
- 『現象学から歴史哲学へ』哲学奨励山崎賞選考委員会 [著]. 河出書房新社 1981
- 『生きる根拠の哲学 ニーチェの場合』 (レグルス文庫) 第三文明社 1981
- 『超越論哲学 経験とその根拠に関する現象学的省察』新曜社 1989
- 『自己の研究 倫理の哲学的基礎』北樹出版 1998
- 『孤独と不安 二十世紀思想史の一断面』北樹出版 2000
- 『自と他の哲学 <観念論論駁>とその周辺』冨山房 2002
編著
[編集]- 『カント超越論哲学の再検討 あるいは最新版「哲学」案内』編著 北樹出版 1987
翻訳
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002
- ^ 山崎庸佑先生略歴・業績目録 (藤本隆志先生・山崎庸佑先生古稀記念特集号) 精神科学 (44), 巻頭17-26, 2006
- ^ “平成30年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 22 (2018年4月). 2023年2月23日閲覧。