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山崎敏夫 (歌人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山崎 敏夫(やまざき としお、1901年7月30日 - 1978年4月3日[1])は、日本の歌人国文学者愛知県立大学元学長、同大名誉教授勲二等瑞宝章受章者。

略歴

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東京出身。第八高等学校卒、1926年京都帝国大学文学部国文科卒。八高時代石井直三郎に師事し、歌誌「青樹」を経て「水甕」(尾上柴舟)所属。愛知県立第一高等女学校(愛知県立明和高等学校の前身の一つ)校長などを経て、愛知県立女子大学教授、1964年学長、1966年愛知県立大学学長を務めた。1969年定年退官、名誉教授となり、椙山女学園大学短期大学部教授を務め、1977年退職。1972年勲二等瑞宝章受章[2]。学者としての専門は『新古今和歌集』。

著書

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  • 『春の鋪道 短歌集』水甕社 水甕叢書 1928
  • 『花火 歌集』水甕社 水甕叢書 1932
  • 古今和歌集新釋』正文館書店 1947
  • 更級日記新釋』正文館書店 1947
  • 『新古今和歌集新釈』正文館書店 1947
  • 『新古今集 新釈註』 (新釈註国文叢書)桜井書店 1953
  • 『歌集 ゆき』1961 水甕叢書
  • 『新古今私説』 (国語国文学研究叢書) 桜楓社 1976
  • 『近代短歌の鑑賞』笠間書院 1979
  • 『東明微茫 山崎敏夫遺稿集』山崎敏夫先生記念会編、桜楓社 1979

校注・編纂

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  • 『明治大正短歌選』編 中西書房 1928
  • 東常縁『新古今和歌集聞書』校 水甕社 1935
  • 『新註新古今和歌集 四季』石井直三郎共編 白帝社 1935
  • 『日本古典文学大系 第28 新古今和歌集 底本は小宮堅次郎蔵本』久松潜一後藤重郎共校注 岩波書店 1958
  • 『中世和歌とその周辺』編 笠間書院 笠間叢書 1980

校歌作詞

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脚注

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  1. ^ 『人物物故大年表』
  2. ^ 20世紀日本人名事典