山形敞一
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山形 敞一(やまがた しょういち、1913年2月27日[1] - 1998年9月14日)は、日本の内科医。専門は、消化器病学(特に膵臓疾患)。東北大学名誉教授。1986年勲二等瑞宝章受章。
経歴
[編集]宮城県石巻市生まれ。石巻中学校(旧制)、第二高等学校(旧制)、東北帝国大学医学部卒業。1936年、内科学第三講座(教授山川章太郎、助教授黒川利雄)に入局。1957年に黒川利雄の後任として東北大学医学部第三内科講座教授、尚仁会第二代会長に就任。
宮城県対がん協会会長、日本癌治療学会総会会長、日本内科学会総会会頭、日本医史学会会長などを歴任。日本対がん協会賞、石巻市民功労賞などを受賞。アララギ派歌人としても著名で、多くの歌集があるほか、医学史特に仙台藩の医学史を研究した。1998年(平成10年)胃癌のため逝去、享年85[1]。その年、日和山の情景を詠んだ顕彰歌碑が、生家を見下ろす石巻市日和山公園に建立された。
参考資料
[編集]- 尚仁会誌(東北大学医学部第三内科同窓会誌)、山形教授退官記念特集号(昭和52年)
- 艮陵同窓会百二十年史、東北大学医学部艮陵同窓会 (平成10年)
- 尚志(第二高等学校同窓会誌)、65号(平成11年)