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山忠本家酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山忠本家酒造株式会社
Yamachu Honke Shuzou Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
496-0906
愛知県愛西市日置町1813
設立 江戸中期
業種 食料品
法人番号 7180001097227
事業内容 清酒製造
代表者 代表取締役 山田 昌弘
外部リンク https://gikyo.net/
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山忠本家酒造(やまちゅうほんけしゅぞう)は、愛知県愛西市日置町にある酒造会社。

銘柄

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山忠本家酒造で製造販売する日本酒は全て「義侠」のブランドである。全てが兵庫県加東市産の特上米を使用する[1]。また、吟醸酒についてはすべて純米規格のみを使用する[2]。水は敷地内の井戸から汲み上げた[3]木曽川由来の伏流水で、弱硬水である[2]。地元での消費より他県での消費が多い傾向にある[3]

ブランドの由来

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かつては蔵元と酒の小売業者が年間契約によって商いをしていたが、明治期に日本酒価格が高騰した際にも採算度外視で従来価格を維持し、契約を守りきったことから、当時の小売業者から「男気」を意味する「義侠」の銘を贈られたことに由来するという[3]

商品一覧

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  • 妙(たへ)
純米大吟醸酒[1]。10年以上寝かせた原酒をブレンドしたもの[2]
  • 慶(よろこび)
純米大吟醸酒[1]。3年古酒と20年以上の古酒をブレンドしたもの[2]
  • 泰(やすらぎ)
純米大吟醸酒[1]。アルコール度数16.5度[4]
  • 侶(ともがら)
純米吟醸酒[1]。アルコール度数が低い13.9度[1]
  • えにし
純米吟醸酒[1]。アルコール度数15.2度[4]
  • 純粋
純米酒[1]
  • きざし
本醸造酒[1]
  • つくり
本醸造酒[1]

受賞歴

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1978年(昭和53年)・1979年(昭和54年)・1981年(昭和56年)。1982年(昭和57年)・1984年(昭和59年)・1985年(昭和60年)[3]
  • 名古屋国税局新酒鑑評会(入賞)
1980年(昭和55年)・1982年(昭和57年)・1983年(昭和58年)・1984年(昭和59年)・1985年(昭和60年)・1986年(昭和61年)・1989年(平成元年)・1990年(平成2年)[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 横田俊尚 1999, p. 108.
  2. ^ a b c d 講談社 2005, p. 114.
  3. ^ a b c d e 横田俊尚 1999, p. 107.
  4. ^ a b 松崎晴雄 2000, p. 169.

参考文献

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  • 松崎晴雄『日本酒ガイドブック Tastes of 1635』柴田書店、東京、2000年10月。ISBN 4388352187 
  • 稲保幸『日本酒15,706種 日本全国の日本酒を網羅するデータブック』誠文堂新光社、東京、2007年12月。ISBN 9784416807972 
  • 講談社 編『日本の名酒事典 全国1565蔵元徹底案内』講談社、東京、2005年12月。ISBN 4062129477 
  • 水沢渓、小松恒雄『日本酒事典』健友館、東京、1987年12月。ISBN 4874611605 
  • 横田俊尚『愛知の地酒』丸善出版サービスセンター、名古屋、1999年4月。ISBN 4944166044 

関連項目

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外部リンク

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