山愛美
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山 愛美(やま めぐみ、1957年 - )は、日本の心理学者。専門は臨床心理学、深層心理学。京都先端科学大学(旧京都学園大学)教授。
略歴
[編集]京都市生まれ[1]。1982年京都大学教育学部卒業、1987年同大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。1999年「連続連想と心理療法にみる言葉とイメージ」で京都大学より博士(教育学)の学位を取得。1989年成安女子短期大学専任講師、1993年成安造形大学造形学部専任講師、1997年助教授、2001年教授、2002年京都先端科学大学(旧京都学園大学)人文学部心理学科教授[2]。
夫は心理学者の山祐嗣(大阪公立大学教授、京都大学文学部卒業)。父は解剖学者の藤田尚男(広島大学名誉教授・大阪大学名誉教授、京都府立医科大学医学部卒業)、弟は法医学者の藤田眞幸(慶應義塾大学医学部教授、大阪大学医学部卒業)。
著書
[編集]- 『言葉の深みへ 心理臨床の言葉についての一考察』(誠信書房) 2003
- 『香月泰男 黒の創造 心理療法家が語る物語 シベリアを描き続けた画家 制作活動と作品の深層』(遠見書房、遠見こころライブラリー) 2016
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『悪とメルヘン 私たちを成長させる<悪>とは?』(マリオ・ヤコービ,ヴェレーナ・カースト, イングリット・リーデル、山中康裕監訳、千野美和子,青木真理共訳、新曜社) 2002
- 『「女性」の目覚め 内なる言葉が語るとき』(N・クォールズ=コルベット, L・マクマキン、岸本寛史共訳、新曜社) 2003
- 『心の解剖学 錬金術的セラピー原論』(E・F・エディンガー、岸本寛史共訳、新曜社) 2004
- 『ドリームワーク』(ロバート・ボスナック、岸本寛史共監訳、金剛出版) 2004
- 『関係するこころ 外傷、癒し、成長の交わるところ』(フィリップ・M・ブロンバーグ、吾妻壮, 岸本寛史共訳、誠信書房) 2014
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『香月泰男 黒の創造』著者紹介
- ^ researchmap