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山本俊輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本俊輔
生年月日 (1975-09-19) 1975年9月19日(49歳)
出生地 東京都杉並区荻窪
職業 映画監督、脚本家、小説家、ノンフィクション作家、著作家
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山本 俊輔(やまもと しゅんすけ、1975年9月19日 - )は、日本映画監督脚本家小説家ノンフィクション作家著作家日本映画監督協会会員[1]

来歴

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東京都杉並区荻窪生まれ。藤子不二雄作品に熱中した幼少期を経て、テレビ放映の映画をきっかけに映画の世界へのめり込んでいく[2]

立教大学に入学し、インターカレッジ・サークルで早稲田大学映画研究会に入部。8mmフィルムカメラでの自主制作映画撮影が映画創作の原点となる。この頃、精力的に名画座を巡り、塚本晋也の講座に参加した[3]

1998年、TVコマーシャル制作会社の企画・制作スタッフとしてキャリアをスタート。

フリーになってからは単館公開用インディーズ映画・オリジナルビデオ映画などの助監督として活動。16ミリ長編監督作『殺し屋たちの挽歌』(2003年)が、米・ロードアイランド国際ホラー映画祭で観客賞を受賞。『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治がアクション演出を手掛けた『カクトウ便/そして、世界の終わり』(2007年)で劇場公開デビュー。

松坂桃李井上正大真野恵里菜らが出演した携帯電話専用放送局BeeTVの配信ドラマ『デス・ゲーム・パーク』(2010年)では、脚本を担当し、自ら執筆した小説版もヒットさせた[4]

その他の作品に、氣志團綾小路翔プロデュースドラマ『木更津グラフィティ』の脚本、小説『絶望中学』『復讐遊戯/Furies』など。

2012年、自身が代表を務める株式会社ショットガンフィルムを設立。映画・映像制作、イベント・ワークショップのプロデュース、執筆・出版を手掛けている。

近年は映画と共に企業系映像やコマーシャルなどを担当する傍ら、ノンフィクションや雑誌・ムックなどでライターとしても活動中。中でも、映画に関するノンフィクション書籍は、国立映画アーカイブ早稲田大学演劇博物館の図書室にも所蔵されている。

特技は英会話。趣味は競馬パチスロ麻雀。座右の銘は「そのうちなんとかなるだろう」である[5]

フィルモグラフィ

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  • 『殺し屋たちの挽歌』(2003年・SHOTGUNFILM)※自主制作映画
ロードアイランド国際ホラー映画祭観客賞、富川国際ファンタスティック映画祭正式出品
  • 『窓女』(2004年)監督・脚本・撮影・照明・編集 ※自主制作映画
  • 『マタニティ・ブルー』(2006年・SHOTGUNFILM)※自主制作映画
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション正式出品
  • 『カクトウ便/そして、世界の終わり』(2007年・クレイ・ハピネットほか)監督・脚本
  • 『女神戦隊ヴィーナスファイブ』(2009年・エムズワールド)監督・脚本
  • 『セクシャル・ウォーリアー/破戒尼僧YUKI』(2010年・SHOTGUNFILM)監督・脚本
  • 『Be with Me』(2011年)監督・編集
  • 『怒るひと』(2012年)監督・撮影・編集
  • 『交差点 Crossover』(2013年)監督・脚本・撮影・編集
  • 『ハメドリファッカー』(2013年)監督・出演
  • 『あなたが好きでたまらない』(2014年)監督・脚本・編集
  • 『愛が叫んでる』(2014年)監督・脚本・編集 ※クロイワライスケ名義
  • 『逆上!怨念バトル』(2014年)監督・脚本・編集 ※クロイワライスケ名義
  • 『Nobody Blues』(2014年)監督・脚本 ※クロイワライスケ名義
  • 『愛に渇く -thirst for love-』(2015年・『愛に渇く』製作委員会)監督・脚本
  • 『SAD CHAIN~探偵は夜に蠢く~』(2022年・TKSplus)監督・脚本・編集
  • 『毒蝮寅子が行く!冒険篇』(2024年・SHOTGUNFILM)監督・撮影・編集
  • 『フリークスの雨傘』(2024年・『フリークスの雨傘』製作委員会)監督・プロデューサー

丹波国際映画祭 最優秀女優賞[6]

脚本

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  • 『クールガールズ』(2009・B, INC)
  • 『デス・ゲーム・パーク』(2010年・エイベックスTBS
  • 『木更津グラフィティ』(2010年・エイベックス)

著書

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  • 『デス・ゲーム・パーク』(2010年、アース・スター エンターテイメント
  • 『絶望中学』(2011年、アース・スター エンターテイメント)
  • 『テイクファイブ 1 名画と愛と大泥棒』(2013年、アース・スター エンターテイメント)
  • 『テイクファイブ 2 名画と愛と大泥棒』(2013年、アース・スター エンターテイメント)
  • 『脱獄学園島 ハイスクール・プリズナー』(2013年、TOブックス
  • 『リターン』(2014年、アース・スター エンターテイメント)原田眞人との共著
  • 『デス・ゲーム・ウォーズ』(2014年、TOブックス)
  • 『復讐遊戯/Furies』(2018年、徳間書店
  • 『NTV火曜9時 アクションドラマの世界 「大都会」から「プロハンター」まで』(2015年、DU BOOKS)佐藤洋笑との共著
  • 『映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男』(2016年、DU BOOKS)佐藤洋笑との共著
  • セントラル・アーツ読本』(2017年、洋泉社)※佐藤洋笑、映画秘宝編集部との共著
  • 『キャメラを抱いて走れ! 撮影監督:仙元誠三』(2022年、国書刊行会)仙元誠三、佐藤洋笑との共著
  • 『永遠なる「傷だらけの天使」』(2024年、集英社)佐藤洋笑との共著

出演

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テレビ

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ラジオ

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配信

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  • 杉作J太郎サミット グッドバイ2022 ニューイヤー2023 自由律俳句GP』南海放送 2022年12月22日[8]
  • テレビドラマ大百科シリーズ・なんかいオンデマンド
    • 『vol.2』 2024年5月17日[9]
    • 『vol.3』2024年5月31日[10]
    • 『vol.5』2024年7月12日[11]
    • 『vol.6』2024年8月2日[12]
    • 『vol.7』2024年8月23日[13]
  • 『第601回 朝6読書会 『永遠なる「傷だらけの天使」』』Zoom配信 2024年9月4日[14]

イベント

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  • 『真夏のBLUE FILM上映会』池ノ上・シネマボカン 2015年8月8日[15]
  • 『志賀勝・片桐竜次トークライブ 役者稼業数十年~『仁義なき戦い』から『相棒』まで』野方区民ホール 2016年5月27日
  • 『『セントラル・アーツ読本』刊行記念、「俺たちの映画」祭』LOFT9 Shibuya 2018年2月22日[16]
  • 『高瀬将嗣トークライブ・『あぶない刑事』『ビー・バップ・ハイスクール』~にっぽんのアクションを語る!』池ノ上・シネマボカン2018年3月24日[17]
  • 『内藤誠+瀬戸恒雄トークセッション/忘れ時の東映スターたち~そして『不良番長』&『マッドポリス』!』池ノ上・シネマボカン2020年8月15日[18]
  • 『田崎竜太監督トークライブ・平成仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ、そして『科捜研の女』を語る!』池ノ上・シネマボカン 2020年11月28日[19]
  • 『『あぶない刑事』成田裕介監督トークライブ・松田優作、舘ひろし、柴田恭兵&伝説の刑事ドラマを語る!』中野シアターかざあな2021年2月13日[20]
  • 『R-18 BIZARRE MOVIE SCREENING PARTY』池ノ上・シネマボカン 2022年2月27日[21]
  • 『脚本家・丸山昇一さんと一緒に、「仙元誠三の映画」を語ろう!』光塾COMMON CONTACT並木町 2022年3月26日[22]
  • 『大川俊道トークライブ『あぶない刑事』『ベイシティ刑事』『クライムハンター』を語る!』光塾COMMON CONTACT並木町 2022年6月18日[23]
  • 『ビーバップ忘年会2022!!』池ノ上・シネマボカン 2022年12月17日[24]
  • 『SHOTGUNFILM SHORTFILM SHOWCASE<SSS>ショートフィルム上映会』光塾COMMON CONTACT並木町 2023年4月8日、9日[25]
  • 『柳島克己トークライブ/仙元誠三と北野武の現場を語る!』光塾COMMON CONTACT並木町 2023年5月3日[26]
  • 『浜田毅トークライブ/仙元誠三、『あぶない刑事』、そして北野武監督最新作『首』を語る!』VILLENT新宿202会議室 2023年12月2日[27]
  • 『アジア三大ファンタスティック映画祭上映作品特集』光塾COMMON CONTACT並木町 2023年5月3日、4日[28]
  • 『永遠なる「傷だらけの天使」』刊行記念トークイベント 山本俊輔&佐藤洋笑×小堺一機』書泉グランデ 2024年6月1日
  • 『永遠なる「傷だらけの天使」』刊行記念トークイベント ~いまこそ語りたい「傷だらけの天使」~ 山本俊輔&佐藤洋笑&竹中直人』ロフトプラスワン 2024年6月11日[29] 
  • 『高瀬道場・瀬木一将+森聖二トークライブ/『あぶない刑事』、『ビー・バップ・ハイスクール』、日本のアクション映画&ドラマを語ろう!』阿佐ヶ谷アルシェ 2024年6月29日[30]

脚注

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出典

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  1. ^ SHOTGUN FILM PROFILE”. 株式会社ショットガンフィルム. 2024年9月18日閲覧。
  2. ^ 映画祭での受賞や小説の大ヒットなど多才なクリエイターが挑む新たなチャレンジ”. ワクセル. 2024年9月18日閲覧。
  3. ^ 映画祭での受賞や小説の大ヒットなど多才なクリエイターが挑む新たなチャレンジ”. ワクセル. 2024年9月18日閲覧。
  4. ^ 山本 俊輔(映画監督・脚本家) 「デス・ゲーム・パーク」について”. INTRO. 2024年9月18日閲覧。
  5. ^ 山本 俊輔 作家・映画監督 株式会社ショットガンフィルム代表”. ワクセル. 2024年9月18日閲覧。
  6. ^ 【公式】丹波国際映画祭(@tanba_eigasai)2024年10月16日のポスト”. X. 2024年10月28日閲覧。
  7. ^ 金曜ボイスログ・えんがわ9時間SP! 玉袋筋太郎VS臼井ミトン 春のイントロ王決定戦!”. TBSラジオ. 2024年9月18日閲覧。
  8. ^ 杉作J太郎(@OOKAMINOHAKABA)2022年12月21日のポスト”. X. 2024年9月18日閲覧。
  9. ^ テレビドラマ大百科vol.2”. 南海放送. 2024年9月18日閲覧。
  10. ^ テレビドラマ大百科vol.3”. 南海放送. 2024年9月18日閲覧。
  11. ^ テレビドラマ大百科vol.5”. 南海放送. 2024年9月18日閲覧。
  12. ^ テレビドラマ大百科vol.6”. 南海放送. 2024年9月18日閲覧。
  13. ^ テレビドラマ大百科vol.7”. 南海放送. 2024年9月18日閲覧。
  14. ^ 朝6(あさろく)読書会 (@HNkbys)2024年8月24日のポスト”. X. 2024年9月18日閲覧。
  15. ^ シネマ愚連隊 Blog『妖艶 軽井沢婦人』上映決定!”. FC2. 2024年9月18日閲覧。
  16. ^ 『セントラル・アーツ読本』刊行記念、「俺たちの映画」祭”. LOFT PROJECT. 2024年9月18日閲覧。
  17. ^ 高瀬将嗣トークライブ開催概要のお知らせ”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  18. ^ 内藤誠+瀬戸恒雄トークセッション/忘れ時の東映スターたち~そして『不良番長』&『マッドポリス』!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  19. ^ 【配信あり】平成仮面ライダー・科捜研の女、田崎竜太監督トークライブ!!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  20. ^ 【アメブロ】 【配信あり】『あぶない刑事』成田裕介監督トークライブ”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  21. ^ <R-18 BIZARRE MOVIE SCREENING PARTY>”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  22. ^ 【配信あり】脚本家・丸山昇一さんと一緒に、「仙元誠三の映画」を語ろう!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  23. ^ 【配信あり】大川俊道トークライブ『あぶない刑事』『ベイシティ刑事』『クライムハンター』を語る!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  24. ^ 【配信あり】ビーバップ忘年会2022!!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  25. ^ SHOTGUNFILM SHORTFILM SHOWCASE<SSS> ショートフィルム上映会”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  26. ^ 【配信あり】柳島克己トークライブ/仙元誠三と北野武の現場を語る!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  27. ^ 【配信あり】浜田毅トークライブ/仙元誠三、『あぶない刑事』、そして北野武監督最新作『首』を語る!”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  28. ^ 山本俊輔監督:アジア三大ファンタスティック映画祭上映作品特集”. ameba. 2024年9月18日閲覧。
  29. ^ 『永遠なる「傷だらけの天使」』刊行記念トークイベント~いまこそ語りたい「傷だらけの天使」~”. LOFT PROJECT. 2024年9月18日閲覧。
  30. ^ 【配信あり】高瀬道場・瀬木一将+森聖二トークライブ”. ameba. 2024年9月18日閲覧。

外部リンク

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