山本寛 (理工学者)
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山本 寛(やまもと ひろし、1951年 - )は、日本大学理工学部教授。専門分野は電子・電気材料工学。
経歴
[編集]山口県生まれ。1974年九州工業大学工学部を卒業し、1979年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了[1]。 1979年4月日本大学理工学部電子工学科助手に就任。1981年4月日本大学 理工学部電子工学科専任講師、1988年日本大学理工学部電子工学科助教授、1995年日本大学理工学部電子工学科教授に就任[2]。2008年日本大学理工学部電子工学科理工学部次長(船橋校舎)、2014年日本大学理工学部部長。2016年8月1日より日本大学副学長[3]。 研究テーマは高温超伝導材料の開発研究、有機エレクトロニクス材料、ナノマテリアル・デバイス、放射光励起によるフラーレンポリマーの創製[2]。
著書『マイクロ・ナノ領域の超精密技術』[4]は超精密微細加工技術、デバイス創成技術、洗浄技術を集大成している。山本寛は第2部会主査として、編集・執筆に参加した。
著書『エレクトロクロミックディスプレイ』[5]は、酸化還元可能な色素や金属錯体などの報告をまとめた。
2013年3月11日、(公社)日本表面科学会主催の「フラーレン・カーボンナノチューブにおける自由電子レーザーを援用した炭素-炭素結合制御」のタイトルで特別講演を日本大学工学部50周年記念館(ハットNE)において行った[6]。
受賞歴
[編集]出典
[編集]- ^ “理工学部長からのメッセージ”. 日本大学. 2017年6月27日閲覧。
- ^ a b “教授 山本 寛”. 日本大学 (2017年3月22日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “副学長の紹介”. 日本大学 (2016年9月1日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ 山本, 寛『マイクロ・ナノ領域の超精密技術』オーム社、2011年、368頁。ISBN 4274210057。
- ^ 山本, 寛産業図書、1991年、193頁。ISBN 4782857020。
- ^ “日本表面科学会東北・北海道支部総会のお知らせ”. 日本表面科学会 (2013年3月11日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “褒賞受賞者”. 低温工学協会・低温工学会 (2000年9月). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “日本大学理工学部部长山本宽教授一行访问我校并受聘为我校名誉教授”. 西安理工大学 (2016年3月16日). 2017年6月27日閲覧。