山梨ファイアーウィンズ
山梨ファイアーウィンズ | |
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YAMANASHI FIRE WINDS | |
会社名 | 株式会社山梨県民球団 |
創設 | 2023年 |
所属リーグ | |
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歴代チーム名 | |
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本拠地 | |
山梨県 | |
獲得タイトル | |
成績(タイトル以外) | |
球団組織 | |
監督 | 加藤幹典 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒404-0044 山梨県甲州市塩山下塩後227 北緯35度42分1秒 東経138度42分53.5秒 / 北緯35.70028度 東経138.714861度座標: 北緯35度42分1秒 東経138度42分53.5秒 / 北緯35.70028度 東経138.714861度 |
設立 | 2023年11月13日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6013301051647 |
事業内容 | 野球球団の運営 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤幹典 |
外部リンク | https://yamanashi-firewinds.jp/ |
山梨ファイアーウィンズ(やまなしファイアーウィンズ、Yamanashi Fire Winds)は、山梨県を拠点とする日本の独立リーグのプロ野球球団。ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)に2023年より準加盟しており、2025年より正式加盟してリーグ戦に参加する予定である。
概要
[編集]山梨県へのリーグ球団設置構想は、古くは2012年に元読売ジャイアンツ選手の四條稔らが2014年からの加盟を前提とした計画を発表したことがあったが[1]、実現しなかった。 元東京ヤクルトスワローズ選手の加藤幹典らが中心となって2023年に「山梨県民球団」の名称でリーグに加盟申請をおこない、同年6月18日に準加盟が承認された[2]。球団の親会社は保険代理店「ほけんのぜんぶ」を運営するZENB HOLDINGSである[3][4][5]。この時点では2024年からのリーグ戦参加を前提としていたが[3][4][5]、同年8月31日にリーグは「運営体制や球場の確保などの面で課題が残っている」ことを理由に、正式加盟を認めないと発表した[6]。
球団名は公募に基づいて2023年12月25日に発表され、風林火山に由来する「風 (wind)」「火 (fire)」に「勝ち続ける」という意味での「Wins」を加えたと説明されている[7]。
2024年7月4日に、2025年からの正式加盟とリーグ戦参加が決定したことが発表された[8]。
2023年6月の球団側発表では、開催球場は山梨県小瀬スポーツ公園野球場(通称「山日YBS球場」、甲府市)と富士北麓公園野球場(富士吉田市)の2箇所を中心とする方針である[3][5]。リーグ正式加盟決定時の報道では、リーグ戦の主催試合約30試合のうち山日YBS球場で約25試合、富士北麓公園野球場で約5試合を実施する予定である[9]。また、サブ球場として南アルプスジットスタジアムと都留市営楽山球場も検討されている[10]。
2024年の活動
[編集]2023年11月30日の球団関係者による記者会見では、「育成チーム」としてリーグの加盟球団との間で約20試合(うち県内約10試合)を実施予定としていた[11]。
2024年4月には、無所属チームの千葉スカイセイラーズ[注釈 1]との間で13試合以上の「定期対抗戦」を実施することが、千葉側から発表されている[12]。
6月20日には、リーグ正式加盟に向けた実績蓄積の一環として、BCリーグ選抜チームと埼玉西武ライオンズ2軍の交流戦(山日YBS球場)の運営を担当し、1452人の観客を動員した[13]。
沿革
[編集]2023年
[編集]- 6月28日 - リーグより準加盟が承認される[2]。
- 8月31日 - リーグから(2024年のリーグ戦参加を前提とした)正式加盟を認められなかったことを発表[6]。
- 11月30日 - 球団関係者が山梨県庁舎で記者会見を開き、2024年の活動予定について説明するとともに、球団名を公募して12月25日に発表すると表明[11]。
- 12月25日 - 球団名が「山梨ファイアーウィンズ」に決定したことを発表[7]。
2024年
[編集]- 3月14日 - 育成選手15人と契約を結んだことを発表[14]。
- 4月6日 - ユニフォームやロゴマークの披露会を実施[15]。また武田信玄の兜をモチーフにしたマスコットキャラクターも紹介され[15]、名前については公募にて決めるとした[16]。同日公式ウェブサイトを新たに立ち上げ[17]、チームの監督に球団代表の加藤が就任することが発表された[18]。
- 4月20日 - 初の対外試合となる千葉スカイセイラーズとの「定期対抗戦」第1戦(四街道総合公園野球場、ビジター)を実施(2-9で敗戦)[19][20][21]。
- 5月22日 - 公募していたマスコットキャラクターの名称が「炎獅丸」に決定[22]。
- 7月4日 - 6月24日に行われたBCリーグ代表者会議にて本加盟が承認され、2025年シーズンからリーグ戦に参入することが発表された[8][23]。
- 8月9日 - 来シーズンの監督に、元オリックス・バファローズ選手の五島裕二が就任することを発表[24]。
- 10月29日 - リーグの既存チームからの分配ドラフトが実施されたが、「地元枠移籍」「分配ドラフト」のいずれの枠でも指名者はなかった[25]。
選手・スタッフ
[編集]2024年4月時点で、所属選手については全員「育成選手」と表記されている[26]。また、「選手兼広報として山梨県民球団の魅力を発信する」ことを使命とする「エンタメ枠」と呼ばれる選手が所属している[27]。
マスコットキャラクター
[編集]2024年4月のユニフォーム等の披露会でデザインが公表されて名称を公募し[16]、5月22日に「炎獅丸」(えんじまる)に決定した[22]。武田信玄の兜をモチーフにした頭部にチームのユニフォームをまとった姿をしており、名称は球団名(ファイアー)に含まれる「炎」とモチーフとなった獅子から名付けられた[22]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 山梨同様、2025年からのBCリーグ正式加盟を目指している。
出典
[編集]- ^ 「山梨県にプロ野球球団…BCリーグに参戦へ」読売新聞2012年9月1日
- ^ a b 山梨県民球団の準加盟承認のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2023年6月28日)2024年4月6日閲覧。
- ^ a b c “山梨にプロ野球の県民球団を BCリーグの来春加盟めざして準備進む”. 朝日新聞. (2023年6月29日) 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “独立リーグの県民球団設立へ 山梨に、来年参戦めざす”. 日本経済新聞. (2023年6月29日) 2023年6月29日閲覧。
- ^ a b c “山梨県初のプロ野球球団発足に向け 令和6年BCリーグ参入目指す”. 産経新聞. (2023年6月28日) 2023年6月29日閲覧。
- ^ a b “BCリーグ 山梨県拠点に結成予定新チームの加盟を認めず”. NHK甲府放送局. (2023年8月31日) 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “球団名は「山梨ファイアーウィンズ」 25年の独立リーグ参入目指す”. 山梨放送. (2023年12月25日) 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “山梨ファイアーウィンズ ルートインBCリーグ本加盟決定のお知らせ”. ベースボール・チャレンジ・リーグ (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “「勝てるチーム作りをやっていきたい」山梨ファイアーウィンズ 来年度BCリーグへ参入”. テレビ山梨 2024年7月4日閲覧。
- ^ “【速報】山梨ファイアーウィンズ BCリーグ加盟 正式承認”. 山梨放送 2024年7月4日閲覧。
- ^ a b “プロ野球の独立リーグBCリーグ 山梨県民球団は再来年からの参戦を目指す”. テレビ山梨. (2023年11月30日) 2024年4月6日閲覧。
- ^ 千葉スカイセイラーズ [@ChibaSkySailors] (2024年4月6日). "【千葉×山梨 定期対抗戦】". X(旧Twitter)より2024年4月6日閲覧。
- ^ “プロ野球の試合が山梨で実現 独立リーグ参入目指す新球団が運営 1,400人超を魅了”. 山梨放送. (2024年6月21日) 2024年6月21日閲覧。
- ^ 契約選手発表 - 山梨ファイアーウィンズ(2024年3月14日)2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “プロ野球独立リーグ加盟目指す「山梨ファイアーウィンズ」 ユニフォーム披露 2人の主将決まる”. テレビ山梨. (2024年4月6日) 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b 山梨ファイアーウィンズ [@yamanashi_fw] (2024年4月6日). "―名付け親になってください―". X(旧Twitter)より2024年4月6日閲覧。
- ^ 山梨ファイアーウィンズ [@yamanashi_fw] (2024年4月6日). "今日はニュースが盛りだくさんで". X(旧Twitter)より2024年4月6日閲覧。
- ^ メンバー - 山梨ファイアーウィンズ(2024年4月6日閲覧)
- ^ スケジュール - 山梨ファイアーウィンズ
- ^ 山梨ファイアーウィンズ [@yamanashi_fw] (2024年4月20日). "初陣". X(旧Twitter)より2024年4月21日閲覧。
- ^ “独立リーグ参入目指す山梨ファイアーウィンズ 初の対外試合 千葉との定期対抗戦開幕”. 山梨放送. (2024年4月21日) 2024年4月21日閲覧。
- ^ a b c 公式マスコットキャラクター名が「炎獅丸(えんじまる)」に決定! - 山梨ファイアーウィンズ(2024年5月22日)2024年5月22日閲覧。
- ^ “「元ドラ1」が異例の球団創設 加藤幹典氏が代表の山梨ファイアーウィンズがBCリーグ正式加盟 - アマ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ 監督人事に関するお知らせ - 山梨ファイアーウィンズ(2024年8月9日)2024年8月9日閲覧。
- ^ 分配ドラフト会議結果のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2024年10月29日)2024年10月29日閲覧。
- ^ 外部リンクの公式Instagramを参照。
- ^ 新球団発足/山梨初のプロ野球チーム】球団名とトライアウト募集を開始しました! - 山梨県民球団準備会社(2023年12月7日、PRTIMESへの転載)2024年4月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 山梨県民球団 - 旧公式サイト
- 山梨ファイアーウィンズ【公式】 (@yamanashi_fw) - X(旧Twitter)
- 【公式】山梨ファイアーウィンズ (@yamanashi_baseball) - Instagram