山瀬村

やませむら; 山瀬村
廃止日	1956年9月30日
廃止理由	新設合併; 早口町、山瀬村 → 田代町
現在の自治体	大館市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	東北地方
都道府県	秋田県
郡	北秋田郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
面積	144.16 km2.
総人口	5,669人; （国勢調査、1955年）
隣接自治体	秋田県大館市、北秋田郡早口町、花矢町; 青森県; 南津軽郡大鰐町
山瀬村役場
所在地	秋田県北秋田郡山瀬村
座標	北緯40度16分26秒東経140度28分03秒 / 北緯40.273778度東経140.467389度座標: 北緯40度16分26秒東経140度28分03秒 / 北緯40.273778度東経140.467389度
	; 町村制施行時の北秋田郡; 12.山瀬村（紫：現・大館市）
	ウィキプロジェクト
	テンプレートを表示

山瀬村（やませむら）は秋田県北秋田郡にあった村。現在の大館市北西部、岩瀬川流域にあたる。

地理

山瀬村は周囲の町村と比較して発展していた。江戸時代は伊多波武助の豪邸が山瀬村にあり、明治時代からは1881年（明治14年）創業で東北有数の企業であった田村鉄工所があったからである。(田村鉄工所はその後労働争議に苦しみながらも、2001年まで操業していた)^[要出典]

昭和初期には鉄工所に隣接して村役場、営林署、登記所などの官庁がひしめいていた。鉄工所の道路を挟んで向かい側には岩瀬小学校があったが、この地は隣の下川沿村にあって、街が隣村とまたがる形となっていた。このため1946年には岩瀬村議会で村境変更案が出されたが、実現はしなかった。

村域を日本国有鉄道の奥羽本線が通過していたが、駅は所在しなかった。