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山火正則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山火 正則(やまび まさのり、1939年〈昭和14年〉12月23日 -2018年〈平成30年〉1月15日 )は、日本法律学者神奈川大学名誉教授。専攻は刑事法学

山火 正則
(やまび まさのり)
人物情報
生誕 (1939-12-23) 1939年12月23日
日本の旗 日本北海道小樽市
死没 (2018-01-15) 2018年1月15日(78歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 東北大学文学部
東北大学大学院法学研究科
学問
研究分野 刑事法学
研究機関 神奈川大学
学位 法学博士 (東北大学)
学会 東北法学会
日本法社会学会
日本刑法学会
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略歴

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1939年(昭和14年)12月23日、北海道小樽市に生まれる。1963年(昭和38年)東北大学文学部哲学科卒業。1970年(昭和45年)東北大学大学院法学研究科公法専攻博士課程修了(法学博士[1]。神奈川大学法学部教授。神奈川大学学長(2000年 - 2007年)。科刑論、罪数論等で重要な理論的要素となる、犯罪競合(「観念的競合」、「法条競合」、「かすがい理論」、「幅の理論」等)等に関する論文を執筆した。また、明治40年刑法典の成立過程に関する研究にも注力した。日本刑法学会、日本法社会学会、東北法学会所属。[2]

2018年1月15日、肺炎のため横浜市の病院で死去(78歳)[3]

主な著書・論文

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  • 特別刑法の総合的研究(1979年-1980年)
  • 包括的一罪(判例刑法研究4)有斐閣、1981年
  • 司法試験短答式演習刑法Ⅰ[総論] 、Ⅱ[各論]:川端博と共著、法学書院、1984年
  • 特別刑法と犯罪の個数(注釈特別刑法第1巻)立花書房、1985年
  • 現行刑法の成立過程(1985年-1986年)
  • 誤想防衛と過剰防衛(刑法基本講座第3巻)法学書院、1994年
  • 構成要件の意義と権能(刑法基本講座第2巻)法学書院、1994年
  • 現行刑法の改正作業に関する総合的研究(1997-1998年)
  • 日本立法資料全集 刑法〔明治40年〕:内田文昭吉井蒼生夫と共編著 信山社
  • 牽連犯(内田文昭先生古希祝賀論集)青林書院、2002年
  • 犯罪の個数(河上和夫先生古希祝賀論集)青林書院、2003年
  • 刑法を学ぼうとしている人々へ (神奈川大学入門テキストシリーズ) 御茶ノ水書房、2010年

脚注

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  1. ^ 『刑法を学ぼうとしている人々へ』著者紹介
  2. ^ 国立研究開発法人科学技術振興機構 reserchmapより”. 国立研究開発法人科学技術振興機構. 2022年12月22日閲覧。
  3. ^ 山火正則氏死去(元神奈川大学長・刑法学) 時事ドットコムニュース、2018年1月15日

関連項目

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外部リンク

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