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山田佳乃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 佳乃(やまだ よしの、1965年1月29日[1] - )は、大阪府出身の俳人。俳人山田弘子の娘。

人物

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『円虹』、『ホトトギス』に投句。稲畑汀子稲畑廣太郎山田弘子に師事。

2008年『ホトトギス』同人。2010年山田弘子の逝去により『円虹』主宰を継承。2010年第21回日本伝統俳句協会賞受賞[2]日本伝統俳句協会常務理事。大阪俳人クラブ副会長。日本文藝家協会会員。

2022年句集『残像』が第四回加藤郁乎記念賞受賞[3]

山田弘子を継ぎ宮古島の子供たちに俳句を指導。宮古新報の子供俳句の選者。宮古島のカママ嶺公園に「蒼海に鷹を放ちし神の島 弘子」「神々の高さに鷹の光りをり 佳乃」の親子の句碑がある[4]

2022年『京極杞陽の百句』を刊行した[5]

2023年度「NHK俳句」第2週選者[6]

略歴

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東京都立井草高校s58卒

同志社大学文学部s62卒

著書

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句集
その他
  • 共著『ホトトギスの俳人101』新書館
  • 『京極杞陽の百句』ふらんす堂

参考文献

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  • 「ホトトギスの俳人101」 稲畑汀子編 新書館、2010年
  • 「戦後生まれの俳人たち」 宇多喜代子著 毎日新聞社 2012年
  • 「21世紀俳句時評」 筑紫磐井著 俳句四季文庫  2013年

脚注

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  1. ^ 『俳句年鑑 2022年版』(角川文化振興財団、2022年)p.53
  2. ^ 宇多喜代子『戦後生まれの俳人たち』毎日新聞社、2012年11月、222頁。 
  3. ^ 『月刊 俳句界五月号』(文學の森、2022年)p.84
  4. ^ 【社会・全般】『山田佳乃句碑を建立/カママ嶺公園で除幕』”. 宮古毎日新聞 (2015年11月25日). 2022年8月25日閲覧。
  5. ^ 【新刊;句集】毎日新聞 2022年6月14日朝刊
  6. ^ NHK俳句”. NHK. 2023年4月1日閲覧。

外部リンク

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