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山﨑賢人 (競輪選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山﨑 賢人
Kento YAMASAKI
基本情報
本名 山﨑[注釈 1] 賢人
やまさき けんと
愛称 ざぶ
生年月日 (1992-12-17) 1992年12月17日(31歳)
国籍 日本の旗 日本
身長 175.0cm
体重 77.0kg
選手情報
登録番号 015213
所属 日本競輪選手会長崎支部
期別 111
脚質 先行・捲り
登録地変遷
2017- 長崎
自転車競技情報
獲得メダル
トラックレース
世界自転車選手権
2024 ケイリン
■最終更新日:2024年10月21日  テンプレートを表示

山﨑 賢人(やまさき けんと、1992年12月17日 - )は、日本の競輪選手自転車競技選手。長崎県諫早市出身[2]日本競輪選手会長崎支部所属、ホームバンクは佐世保競輪場日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第111期生。師匠は山口幸太郎(77期)。

表記について

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姓の部分について、日本競輪学校在籍時[3]山﨑で掲載されており、自転車競技としての所属チームであるチーム楽天Kドリームスの選手紹介[4]JOCパリオリンピック選手名簿[5]にも山﨑で記載されている。一方、競輪選手としては選手プロフィール[6]や表彰資料[7]山崎賢人として記載されており、自転車競技時と競輪選手とで表記が異なる。

メディア記事においても、新聞メディアでは旧字体を使用しないため、自転車競技に関する新聞記事でも山崎と表記される。

来歴

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諫早市立森山中学校長崎日本大学高等学校を経て進学[2]

2016年日本大学商学部経営学科卒業[8]。在学中はバレーボール部に在籍していた[2](ポジションはレシーバー[9])。

アマチュア時代を経て、競輪学校を受験。技能試験で1発合格する[10]

2017年7月9日、久留米競輪場でデビューし、その節で完全優勝。8月21日にA級チャレンジ戦3開催連続完全優勝でA級2班に特別昇班し、デビューからの連勝は14まで伸ばした。

2018年1月10日の小倉競輪場で、A級1・2班戦での3場所連続の完全優勝を達成し、1月11日付でS級2班へ特別昇級[11]。8月19日、第61回オールスター競輪いわき平)にて、GI初出場で決勝進出を果たす(単騎で挑み4着)[12]。デビュー406日は、グレード制移行後では当時、武田豊樹の387日に次ぐ早さだった[13]。11月13日決勝の取手記念競輪で完全優勝にてグレードレース初優勝を飾る。同年の優秀新人賞を獲得した。

2019年オールスター競輪ではファン投票9位となり[14]ドリームレースに出走。

2019年12月頃、自転車競技のナショナルチームに加わる[10]パリオリンピック出場を目指し競輪への出走も減らしていたが、オリンピックはリザーブに回り出場ならなかった(代表チームには帯同せず[15][16]

リザーブとなることが発表されてすぐの2024年6月25日決勝の久留米記念競輪で優勝し、力を見せた。

10月17日、世界自転車選手権男子ケイリンデンマークバレラップ英語版)で優勝[1][17]。日本勢の制覇は、1987年の本田晴美以来37年ぶり2人目で、1993年のプロアマ・オープン化以降では初となった[18]

人物

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2018年の春、中学時代からの憧れだったアフロヘアーにし、以後トレードマークとなる[19]

2024年の世界選手権前には、そのアフロヘア―が海外メディアによって「ベストヘアーオブザ大会」に選ばれたという[20]

自転車競技での戦績

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2024年

脚注

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注釈

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  1. ^ 『さき』は『』(つくりが「立」)[1]

出典

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  1. ^ a b 山﨑賢人が優勝 37年ぶり史上2人目の日本人世界王者が誕生 男子ケイリン/2024世界選手権トラック”. MoreCADENCE(JKA) (2024年10月18日). 2024年10月21日閲覧。
  2. ^ a b c “自転車アジア選手権トラック・男子スプリント 山崎(長崎日大高出身)V 10月の世界選手権へ”. 長崎新聞. (2022年6月26日). https://nordot.app/913598333699129344 
  3. ^ 第111回生 在籍時の記録会成績 日本競輪選手養成所 2024年10月21日閲覧]
  4. ^ 山﨑賢人 チーム楽天Kドリームス 2024年10月21日閲覧
  5. ^ TEAM JAPAN 名簿 公益財団法人日本オリンピック委員会 2024年10月21日閲覧
  6. ^ [山崎 賢人 選手プロフィール KEIRIN.JP
  7. ^ 2023年競輪表彰選手一覧表 KEIRIN.JP 2024年10月21日閲覧
  8. ^ “我、プロとして Vol.8 競輪選手 山崎賢人(2016年商学部経営学科卒)”. 日本大学の”今”を伝えるメディア「NU CATCH-UP」. (2021年1月27日). https://www.nihon-u.ac.jp/catchup/alumni/238/ 
  9. ^ “「賭ける側」から始めた競輪、目に焼き付いたアテネ銀メダル・・・山﨑賢人インタビュー”. More CADENCE. (2020年9月16日). p. 1/4. https://morecadence.jp/bts/62645/2 
  10. ^ a b “「賭ける側」から始めた競輪、目に焼き付いたアテネ銀メダル・・・山﨑賢人インタビュー”. More CADENCE. (2020年9月16日). p. 2/4. https://morecadence.jp/bts/62645 
  11. ^ KEIRIN.JP
  12. ^ “ヤングスタープレス 山崎賢人”. 月刊競輪WEB. (2018年9月21日). https://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/column/interview/ysp/20180921.html 
  13. ^ “山崎G1初出場で優出!! 九州王国再興へ”. 西日本スポーツ. (2018年8月19日). https://web.archive.org/web/20180820003154/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/keirin/article/442283/ 
  14. ^ KEIRIN.JP
  15. ^ KEIRIN.JP
  16. ^ The Games of the XXXⅢ Olympiad Paris 2024 / TEAM JAPAN 名簿 66頁 自転車/トラック 交替選手
  17. ^ KEIRIN.JP
  18. ^ “髪形も最強 男子ケイリン37年ぶり快挙どころかまさかの“2冠””. スポーツ報知. (2024年10月19日). https://hochi.news/articles/20241018-OHT1T51314.html?page=1 
  19. ^ “直送!競輪場便り 武雄競輪場より”. 月刊競輪WEB. (2018年5月18日). https://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/column/interview/tayori/20180518.html 
  20. ^ [1] HPCJCのX 2024年10月16日

外部リンク

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