岐阜県立加茂農林高等学校
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岐阜県立加茂農林高等学校 | |
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北緯35度26分57.6秒 東経137度1分51.2秒 / 北緯35.449333度 東経137.030889度座標: 北緯35度26分57.6秒 東経137度1分51.2秒 / 北緯35.449333度 東経137.030889度 | |
過去の名称 |
加茂郡立加茂農林学校 岐阜県立加茂農林学校 岐阜県立加茂農林高等学校 岐阜県立加茂高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岐阜県 |
学区 | 全県学区 |
校訓 |
至誠勤労 質実剛健 |
設立年月日 | 1911年(明治44年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
生産科学科 食品科学科 森林科学科 環境デザイン科 園芸流通科 |
学校コード | D121221100025 |
高校コード | 21136C |
所在地 | 〒505-0027 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岐阜県立加茂農林高等学校(ぎふけんりつかものうりんこうとうがっこう)は、岐阜県美濃加茂市に所在する県立高等学校である。
概要
[編集]JR高山本線を挟んで岐阜県立加茂高等学校が隣接している。1911年(明治44年)創立。岐阜県中濃の中心地にある。
2015年(平成27年)度に生徒1人平均24.3冊を学校の図書館から借り、岐阜県内の公立高校で3年連続の1位となるなど、学校全体で読書が盛んなことが報道されている[1]。アニメ・漫画「のうりん」の実在・実物の高等学校として、本校が舞台となっている。
- 校訓
- 「至誠勤労・質実剛健」
- 学校教育目標
- 教訓「至誠勤労・質実剛健」及びスローガン「いのちを育み そしていのちを学ぶ」の下、夢の実現を目指す生徒一人ひとるの良いところを見つけ、励まし支える教育を推進し、広い視野と高い志もって地域社会に貢献できる人材を育成する。
- 教育方針
- (1)人や自然を愛する豊かな情景、次代を生き抜く健やかな心身を育てる。
- (2)確かな学力とコミュニケーション能力を身に付け、自他の課題に主体的に挑戦する力を育てる。
- (3)産業人として必要な素質を身に付け、地域社会や産業界貢献できる人材を育てる。
- 教育方針
- 「産業人として必要な素養を身に付け、地域社会や産業界貢献できる人材を育てる」としている。卒業生進路は、進学と就職の半々ですが、最近はyしゃ進学の割合が多くなっている。学んだことを活かして発展させる関連分野の進路を希望する生徒、興味関心のある様々な分野へ進む生徒など様々ですが、一人ひとり進学希望に対応した進路指導を心掛けている。
- 校歌
- 作詞・作曲は江口夜詞。歌詞は3番まであり、各番に校名の「加茂農林」が登場する。
- 校地・施設
- 遠隔地からの生徒で希望者は、男女ともに審査の上、「明誠寮」での生活ができる。寮は鉄筋3階建て全室冷暖房かんび、本校から徒歩7分。毎日、舎監の先生が援助している。
- 本校の1年
- 1学期
- 4月 - 入学式・対面式、5月 - 意見発表会・農業鑑定競技・球技大会、6月 - 田植え・期末考査、7月 - 終業式
- 2学期
- 8月 - 始業式、9月 - 中間考査、10月 - 体育大会、11月 - 緑園祭、12月 - 芸術鑑賞会・期末考査・終業式
- 3学期
- 1月 - 始業式・修学旅行、2月 - 学年末考査・予選会(3年生送る会)、3月 - 卒業式
- 地域連携
- 生産科学科 - 農業視察研修・藤田医学大学 実験動物講習会
- 食品化学科 - クラフトコーラ試作・ヤギの除草隊の肥料を使ったサツマイモ栽培
- 森林科学科 - アジサイロードの里山にて、桜の植樹・地方のかたと皆既日食の観察会
- 環境デザイン科 - 高齢単身世帯の植樹・福祉会館花壇作成
- 園芸流通科 - 岐阜県立関高等学校と特産品を使って屋台経営・人道丘での花植栽培
学校概要
[編集]創立
[編集]設置学科
[編集]- 生産科学科 - 動物飼育や植物栽培を学ぶ学科
- 動物の飼育や果樹・野菜の栽培に必要な知識技術の経営に関わる。
- 食品科学科 - 食品の製造や分析を学ぶ学科
- 食品の製造と、食品の分析必要な知識と技術習得し、食品産業関わる。
- 森林科学科 - 森林の保全と森林資源の活用を学ぶ学科
- 森林の管理や林産物の利用に必要な知識と技術取得し、森林の保全と活用に関わる。
- 環境デザイン科 - 生活空間と地域環境をデザインする学科
- 庭園の設計・施工・管理や測量・土木、地域環境保全に必要な知識と技術を取得し、造園と土木および、街づくりに関わる。
- 園芸流通科 - 園芸と流通のサービスを学ぶ学科
- 園芸植物の栽培と活用、そして、農産物の流通・サービスに必要な知識と技術取得し、園芸とマーケティングを目指す。
沿革
[編集]- 1910年(明治43年) - 加茂郡会にて加茂農林学校設立を議決。
- 1911年(明治44年) - 加茂郡立加茂農林学校設立が認可される。
- 1912年(明治45年)4月 - 開校式。
- 1923年(大正12年)4月 - 郡制廃止により県立に移管、岐阜県立加茂農林学校となる。
- 1948年(昭和23年)4月 - 岐阜県立加茂農林高等学校と改称。
- 1948年(昭和23年)8月 - 岐阜県立加茂高等学校と改称。
- 1961年(昭和36年)4月 - 岐阜県立加茂高等学校から岐阜県立加茂農林高等学校を分離。
- 2011年(平成23年)11月 - 創立100周年。
グリーンショップかものう・緑園祭
[編集]販売時間
[編集]- 平日:14:30~15:00
グリーンショップかものう
[編集]各学科の新鮮野菜や卵・花苗・手作りジャム・パンの直売が毎日時間指定で先生と学生自ら販売し、お客(消費者)と交流している。
緑園祭
[編集]学校祭として「緑園祭」が年に一度大々的に行われている。
資格
[編集]各学部により、実践資格が取得できる。
進路状況
[編集]国立大学・県立大学・私立大学・各省庁大学校・農業大学校・専修学校・専門学校・各種学校と各学科により進学の幅は広い。
農業系大学・大学校は推薦枠が大きい。
就職でも、地元企業から、大手企業・伝統ある企業まで就職率が高い。就職では、各企業が就職案内講義や面接が行われるほどである。
部活動
[編集]運動系
[編集]文化系
[編集]- フラワーアレンジメント部
- 自然科学部
- 畜産調教部
- 家庭部
- 吹奏楽部
- 美術部
- 茶道部
- 演劇部
卒業生
[編集]著名な出身者
[編集]著名な教職員
[編集]交通機関
[編集]明誠寮
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 岐阜県立加茂高等学校
- のうりん - 登場する学校のモデル
- 新潟県立加茂農林高等学校 - 同名の高等学校
- 岐阜県高等学校一覧
- 日本の農業に関する学科設置高等学校一覧