岡山県道411号垂水追分線
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一般県道(岡山県道) | |
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岡山県道411号 垂水追分線 一般県道 垂水追分線 | |
実延長 | 9.9 km[1] |
制定年 | 1972年(昭和47年) |
起点 | 岡山県真庭市落合垂水【北緯35度1分7.6秒 東経133度45分8.7秒 / 北緯35.018778度 東経133.752417度】 |
終点 | 岡山県真庭市上河内【北緯35度3分41.4秒 東経133度51分11.7秒 / 北緯35.061500度 東経133.853250度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道313号 国道181号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
岡山県道411号垂水追分線(おかやまけんどう411ごう たるみおいわけせん)は、岡山県真庭市を通る一般県道(岡山県道)である。
概要
[編集]真庭市の落合垂水地内から上河内地内へ至る東西連絡型の市域内完結路線である。中国自動車道やJR西日本姫新線と並行する経路をとり、途中には美作落合駅と美作追分駅がある。また、一般国道網を補完し、岡山県中部の拠点都市である高梁市と岡山県北部の人口最大都市である津山市との連絡を担う路線でもある。
向津矢(中国自動車道向津矢橋付近) - 上河内(終点)間は、区間内に中央線のない狭隘区間があるため、路線バスを除く大型車両の通行は禁止されている。なお、この区間を迂回するバイパスの工事が進められており、2023年度(令和5年度)に開通を予定している[2]。
路線データ
[編集]歴史
[編集]並行する旧街道は出雲街道美作追分より分岐し、備中松山へ至る津山備中松山往来(備中往来)[3]。岡山県道としては高梁市から久米郡久米町(現在の津山市)へ至る岡山県道高梁久米線(主要地方道)[4]の一部だったが、大部分が国道313号に昇格したことに伴い、主要地方道指定廃止と県道網再編により一般県道として現行の路線となる。
年表
[編集]- 1954年(昭和29年)1月20日 - 建設省(現・国土交通省)が主要地方道高梁久米線を指定。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 岡山県道高梁久米線のうち、高梁市 - 真庭郡落合町垂水(当時)が国道313号に昇格[4]。
- 1972年(昭和47年)3月21日 - 岡山県告示第263号により岡山県道411号垂水追分線として認定し、岡山県告示第264号により岡山県道高梁久米線を廃止。
- 2014年(平成26年)9月2日 - 起点部で接続していた岡山県道30号落合建部線が岡山県告示第460号により道路の区域変更[注釈 1][5]。
路線状況
[編集]道路施設
[編集]橋梁
[編集]並行する旧街道
[編集]- 津山備中松山往来(備中往来)[3]
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 交差する場所 | |
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国道313号 | 落合垂水 | 起点 |
岡山県道329号西原久世線 | 西原 | |
岡山県道204号美作落合停車場線 | 西原 | |
岡山県道370号江与味上河内線 | 上河内 | |
国道181号 | 上河内 | 終点 |
交差する鉄道
[編集]沿線
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ これにより岡山県道30号落合建部線の国道313号との重用区間が解消。岡山県道30号落合建部線とは国道313号を介した間接接続となる。
出典
[編集]- ^ a b “岡山県統計年報 平成24年版(表89)” (XLS). 岡山県庁総合政策局統計分析課. 2014年9月5日閲覧。
- ^ “道路の整備に関するプログラム 資料編(令和5年3月時点)” (pdf). 岡山県庁土木部道路建設課. 2023年5月11日閲覧。
- ^ a b 落合町史編集委員会 2004, pp. 554–556.
- ^ a b 落合町史編集委員会 2004, p. 1036.
- ^ “岡山県公報 第11615号(告示第460号)” (PDF). 岡山県庁 (2014年9月2日). 2014年9月4日閲覧。
- ^ “岡山県統計年報 平成24年版(表91)” (XLS). 岡山県庁総合政策局統計分析課. 2014年9月5日閲覧。