岡本螢
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(岡本蛍から転送)
岡本 螢(おかもと ほたる、女性、1956年 - )は、劇作家、脚本家、漫画原作者、作家。東京都中央区日本橋出身。なお、岡本蛍という表記は誤りである[疑問点 ]。
略歴
[編集]日本大学藝術学部演劇学科卒業。1975年、19歳の時に「半変化束恋道中」でテアトル・エコー創作戯曲募集入選。
江戸を舞台としたミュージカル作品を発表し劇作家として活躍。その後はテレビ・ラジオドラマの原作脚色にも携わる。
1992年、映画化された代表作『おもひでぽろぽろ』で日本アカデミー賞特別賞受賞。
読売演劇大賞の選考委員を務めた。
主な作品
[編集]演劇
[編集]- 江戸風味四葉彩
- 半変化束恋道行
- 星逢井戸命洗濯
- 甚助無用鰯烹鍋
- 夏宵漫百鬼夜行
- 鯵さん鱚さん猫飼好五十三疋
- 心中一緒夢
- 烏賊ホテル
- 妻への詫び状
- 枝豆のこいびと
- 匿名シネマ
- さくら
- 明日の子供
- かなりや、かなりや
- 春はどこから-ジョアンナ
- 分流のおんな
- ローズ・ガーデン(原作:高平哲郎)
テレビ
[編集]- 女房は超能力-銭形平次捕物異聞
ラジオ
[編集]- マージナル(原作:萩尾望都)
- イルカに会える日
- きつねのチャランケ
- しゃべれどもしゃべれども
- にぎやかな悪霊たち
- ふたりの部屋
- 羊が百匹2 愛される余裕
- 夢にも思わない (原作:宮部みゆき)
- 今夜は眠れない(原作:宮部みゆき)
- 絶句(脚色担当、原作:新井素子)
- 二分割幽霊綺譚(原作:新井素子)
- ひとめあなたに…(原作:新井素子)
その他
[編集]- おもひでぽろぽろ(漫画:刀根夕子) - 原作
- いつか猫になる日まで(原作:新井素子) - ラジオドラマ脚本[1]
- Papa told me(原作:榛野なな恵)
- 愛してローマ夜想曲(原作:藤本ひとみ)
- 不思議の国のアリス
- 炎の蜃気楼 まほろばの龍神(原作:桑原水菜)
- 炎の蜃気楼 最愛のあなたへ(原作:桑原水菜)
著書
[編集]- 江戸風味四葉彩 岡本蛍作品集 新水社 1985.10
- やったじゃない! マイフレンド(絵:安藤由紀)ポプラ社、1989
- タエ子ちゃんといっしょ おもひでぽろぽろ読本(漫画:刀根夕子)徳間書店、1991
- よそのねこ(絵:くじらいいく子)徳間書店アニメージュ文庫、1991
関連人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “新井素子作品他メディアリスト:ラジオドラマ”. motoken.na.coocan.jp. 2022年12月30日閲覧。