岡村金蔵
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岡村 金蔵(おかむら きんぞう、1881年7月17日[1] - 没年不明)は、日本の工学者。
オイルシェール(油母頁岩)から含有される石油を採取する方法を発明した。この発明を実施しつつあった南満洲鉄道株式会社撫順炭鉱の1938年の生産量は、粗油14万5千トン(重油8万5百トン)に達した[1]。1939年の日本の十大発明家の1人に選出されている。
生涯
[編集]1906年に京都帝国大学理工科大学電気工学科を卒業した[1]。その後、八幡製鉄所に入る[1]。1910年に京都市技師を経て、1913年に南満洲鉄道株式会社に入る[1]。1928年に撫順炭鉱臨時製油工場建設事務所長となり、同社の研究所長、化学課長を歴任した[1]。1934年に退社した[1]。