岡田信 (裁判官)
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岡田 信(おかだ まこと、1955年3月11日 - )は、日本の裁判官。福岡高等裁判所宮崎支部長や、福岡高等裁判所部総括判事を務めた。
人物・経歴
[編集]金沢大学卒業後、大阪地方裁判所判事補、長野地方裁判所判事補、神戸地方裁判所判事補、鹿児島地方裁判所鹿屋支部判事補、大阪地方裁判所判事、福岡地方裁判所行橋支部判事、徳島地方裁判所部総括判事、神戸地方裁判所部総括判事、大阪高等裁判所判事、大阪家庭裁判所部総括判事、福岡高等裁判所宮崎支部長、福岡高等裁判所部総括判事等を歴任した[1]。
裁判
[編集]- 神戸地裁の裁判長を努めていた2012年1月11日、JR福知山線脱線事故で業務上過失致死傷罪に問われた山崎正夫元JR西日本社長に対し、「事故を予見できる可能性はなかった」として、無罪判決を出した[2]。
- 福岡地裁の裁判長を務めていた2018年2月6日、飯塚事件で死刑が確定した元死刑囚(2008年に死刑執行)の再審請求即時抗告審で、「犯人であることは合理的な疑いを超えた高度の立証がされている」として、再審を認めない決定をした[3][4]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “裁判官検索:岡田信”. 法律情報サイト e-hoki. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “尼崎脱線「予見は不可能」 JR西前社長に無罪判決 神戸地裁”. 日経新聞 (日経新聞社). (2012年1月11日) 2019年9月23日閲覧。
- ^ “死刑男性の再審認めず 福岡高裁 2女児殺害 飯塚事件”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). (2018年2月6日) 2019年9月23日閲覧。
- ^ “弁護士「死刑執行 目を曇らせた」”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2018年2月6日) 2019年9月23日閲覧。