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岡田国神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡田国神社

拝殿
所在地 京都府木津川市木津大谷105
位置 北緯34度43分45秒 東経135度49分29秒 / 北緯34.72917度 東経135.82472度 / 34.72917; 135.82472
主祭神 生国魂命
菅原道真
社格 式内社(大)
郷社
創建 斉明天皇5年(659年
本殿の様式 春日造
例祭 10月21日
主な神事 蒲団太鼓台祭
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鳥居

岡田国神社(おかだくにじんじゃ)は、京都府木津川市木津大谷にある神社式内社(式内大社)で、旧社格郷社

祭神

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生国魂命と菅原道真を主祭神とし、八幡神気長足仲彦命気長足姫命誉田天皇)を配祀する。岡田国神社の元々の祭神は生国魂命である。菅原道真は平安時代より祀られるようになったもので、当社は江戸時代までは天神宮・木津駅惣社天神社と称していた。

歴史

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社伝では、斉明天皇5年(659年)9月、生国魂尊を祀ったのに始まると伝えられる。国史の初見は、『日本三代実録貞観元年(859年)正月27日条の当社に従五位上の神階を授けるという記述である。延喜式神名帳では大社に列している。

平安時代、天神信仰が高まり、当社に菅原道真(天神)が合祀され、以降、天神宮と呼ばれるようになった。天慶元年(938年)11月、相殿の八幡宮が創建された。

明治6年(1873年)5月に郷社に列格した。明治11年(1878年)3月、当社が式内・岡田国神社であると国により確定され、岡田国神社に改称した。なお、岡田国神社については勝手神社(木津川市加茂町大野)境内末社の春日神社も論社となっている。

1983年(昭和58年)には、4万坪の境内地の一部が日本住宅公団に買却され、その代金によって新社殿が建立された。1988年(昭和63年)、旧社殿一式が京都府登録文化財に登録された。

境内

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文化財

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京都府登録文化財

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  • 有形文化財
    • 岡田国神社 6棟(建造物) - 1988年(昭和63年)4月15日登録。
      • 本殿 2棟 - 江戸時代。
      • 拝殿 1棟 - 江戸時代。
      • 舞台 1棟 - 江戸時代。
      • 南・北氏子詰所 2棟 - 明治時代。
    • 岡田国神社文書 76点(附 文書箱1合)(古文書) - 所有者は個人。2024年(令和6年)3月29日指定[1]

京都府暫定登録文化財

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  • 有形文化財
    • 岡田国神社摂社恵美須神社本殿(建造物) - 2017年(平成29年)9月29日登録。
    • 岡田国神社大般若経 514点(附 経櫃6合)(古文書) - 2023年(令和5年)3月24日登録。

アクセス

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  • 木津駅から徒歩約15分
  • コミュニティバスで川原田停留所下車、徒歩約8分
  • 参道の跨線橋手前に駐車場あり

脚注

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  1. ^ 令和6年3月29日京都府公報 (PDF) より京都府教育委員会告示第2号。

外部リンク

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