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岩下明裕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岩下 明裕(いわした あきひろ、1962年 - )は、日本政治学者博士(法学)。専門はロシア外交、中露関係史。現在、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター センター長。

人物

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熊本県生まれ。ラ・サール中学校・高等学校を卒業。九州大学法学部卒業後、北九州大学大学院で修士号、九州大学大学院で博士号取得。九州大学法学部助手、1994年山口県立大学国際文化学部助教授、2001年北海道大学スラブ研究センター助教授を経て、2003年より北海道大学スラブ研究センター教授。2016年より九州大学で太平洋未来研究センター教授(2017年度まで)、法学部教授(2018年度)を兼任(北大とのクロスアポイントメント)。

この他、2001年から2006年まで北海学園大学法学部非常勤講師

2006年、著書『北方領土問題』で第6回大佛次郎論壇賞を受賞。

著書

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単著

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  • 『「ソビエト外交パラダイム」の研究――社会主義・主権・国際法』(国際書院、1999年)
  • 『中・ロ国境4000キロ』(角川書店、2003年)
  • 『中・ロ国境の旅――「4000キロ」の舞台裏』(東洋書店、2003年)
  • 『北方領土問題――4でも0でも、2でもなく』(中央公論新社[中公新書]、2005年)

編著

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  • 『ユーラシア国境政治――ロシア・中国・中央アジア』(北海道大学スラブ研究センター、2005年)
  • 『国境・誰がこの線を引いたのか――日本とユーラシア』(北海道大学出版会、2006年)

参考文献

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