岩坪威
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岩坪 威(いわつぼ たけし、1960年2月14日[1] - )は、日本の神経病理学者。東京大学大学院医学系研究科教授。J-ADNI代表。
略歴
[編集]- 1984年 - 東京大学医学部卒業
- 1986年 - 東京大学医学部附属病院神経内科入局
- 1989年 - 同学部附属脳研究施設脳病理学部門助手に就任
- 1992年 - 東京大学薬学部機能病態学寄付講座客員助教授に昇任
- 1998年 - 東京大学大学院薬学系研究科臨床薬学教室教授に昇任
- 2007年 - 東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野教授に転任(臨床薬学教室教授は兼務)
受賞歴
[編集]著作リスト
[編集]編
[編集]- 『認知症 - 研究・臨床の最先端』(医歯薬出版、2011年)
- 『Alzheimer病 - 基礎・臨床研究の最新動向』(医歯薬出版、2007年)
共編
[編集]博士論文
[編集]- 『アルツハイマー病脳、老年者脳におけるneuropil threads及び神経原線維変化の免疫細胞化学 -共焦点レーザー走査蛍光顕微鏡による観察-』(医学博士、乙種、東京大学、1991年)
科研費報告書
[編集]- 『βアミロイド形成機序に関する免疫細胞化学的研究』(1995-1996年、東京大学)
- 『脳アミロイド新規成分を標的とするアルツハイマ-病診断・治療法の開発-スカベンジヤ-受容体様構造をもつ新規膜蛋白の同定と機能解析』(2000-2002年、東京大学)
- 『アルツハイマー病βアミロイド産生に関わるプレセニリン・γセクレターゼ複合体の解析』(2001-2003年、東京大学)
- 『アルツハイマー病βアミロイドの産生・凝集・除去に関する分子細胞生物学的研究』(2005-2007年、東京大学)
共訳書
[編集]- 『連続切片標本による脳・脊髄解剖アトラス』(ジェームズ・D・フィックス著、万年徹との共訳、医学書院、1994年)
- 『アルツハイマー病遺伝子を追う - ハンナ家の子孫と探究者の物語』(ダニエル・A・ポーレン著、丸山敬との共訳、三田出版会、1997年)
論文
[編集]脚注・参考文献
[編集]- ^ 上原賞受賞者 上原記念生命科学財団 2023年
- ^ 【東京大学】「東京大学大学院医学系研究科 岩坪威教授がメトライフ医学研究賞受賞」
- ^ 【NEDO】「岩坪威東大教授が「ポタムキン賞」受賞」
- ^ “秋の褒章786人・26団体 デザイナーの原研哉さんら”. 日本経済新聞 (2024年11月2日). 2024年11月2日閲覧。