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岩村町立大成小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩村町立大成小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 岩村町
設立年月日 1874年
閉校年月日 1962年
共学・別学 男女共学
所在地 509-7401
岐阜県恵那市岩村町飯羽間下本郷[注釈 1]
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岩村町立大成小学校(いわむらちょうりつ たいせいしょうがっこう)は、かつて岐阜県恵那郡岩村町(現・恵那市)に存在した公立小学校

概要

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  • 校区は岩村町富田・飯羽間であり、旧・本郷村の小学校であった。
  • 1962年、岩邑小学校に統合され、廃校。

沿革

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  • 1874年(明治7年)1月 - 恵那郡飯羽間村に盈進学校が開校。飯羽間村の児童が通学する。
  • 1877年(明治10年)10月 - 飯峡小学校に改称する。
  • 1880年(明治13年) - 富田村巌邑学校から分立。富田学校が開校。八幡神社[注釈 2]を仮校舎とする。
  • 1886年(明治19年)3月 - 飯峡小学校が飯峡簡易科小学校、富田学校が富田簡易科小学校に改称する。
  • 1890年(明治23年) - 飯峡簡易科小学校が飯峡尋常小学校、富田簡易科小学校が富田尋常小学校に改称する。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 飯羽間村富田村が合併し、本郷村が発足。
  • 1903年(明治36年) - 両校に農業補習学校を併設。
  • 1920年(大正9年) -
    • 飯峡尋常小学校の校舎が新築移転[注釈 3]。同時に飯峡尋常高等小学校に改称する。
    • 富田尋常小学校の校舎が新築移転[注釈 4]。同時に富田尋常高等小学校に、それぞれ改称する。
  • 1926年(大正15年) - 両校に青年訓練所を併設。
  • 1935年(昭和10年) - 両校に青年学校を併設。
  • 1940年(昭和15年)4月 - 飯峡尋常高等小学校と富田尋常高等小学校を統合し、大成尋常高等小学校となる。校舎は本郷村大字飯羽間字下本郷に新築される。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 大成国民学校に改称する。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 本郷村立大成小学校に改称する。校舎の一部は大成中学校が使用する。
  • 1948年(昭和23年)9月 - 大成中学校が岩邑中学校に統合され廃校(同時に岩村町立岩邑中学校は学校組合立岩邑中学校に改称)。
  • 1954年(昭和29年)9月10日 - 岩村町と本郷村が合併し、岩村町となる。同時に岩村町立大成小学校に改称する。
  • 1962年(昭和37年)3月 - 岩邑小学校に統合され、廃校。

その他

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  • 大成小学校跡地の近くには江戸時代宝永6年(1709年)に東光院[注釈 5]によって建てられた経塚がある。大成小学校に近いことから、「旧大成小学校裏経塚」「大成裏経塚」と称されている[1]

注釈

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  1. ^ 現在の住所表記。
  2. ^ 現在の恵那市岩村町富田字郷中1915にある神社。
  3. ^ 木造2階建。後に飯羽間保育園に転用された。現存はしない。
  4. ^ 現在の恵那市岩村町富田1916-3。跡地はふるさと富田会館となっている。
  5. ^ 現在の恵那市岩村町富田2546にある寺院。

参考文献

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  • 岩村町誌 全 (岩村町史刊行委員会 1961年) P.467 - 484
  • 飯羽さんの里 (西尾功 1988年) P.81 - 83

関連項目

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