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岩科小一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩科 小一郎
(いわしな こいちろう)
誕生 1907年
日本の旗 日本東京都
死没 1998年????
日本の旗 日本
職業 登山家・編集者・民俗学者著作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 - 1998年
ジャンル 民俗学
主題 民俗学、日本思想歴史口承文学
代表作 『山麓滞在』(1942年)
ウィキポータル 文学
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岩科 小一郎(いわしな こいちろう、1907年 - 1998年)は、日本の民俗研究家、登山家。東京都出身。柳田國男に心酔し、山と民俗の研究に半生を捧げた。登山と民俗学を結びつけた先駆者。富士講研究家[1]

生涯

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民俗学研究家

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秩父大菩薩の山々に登る時は必ず山麓に滞在して、民俗学上の調査に幾日かを費やして採集、整理。

編集者としての活躍

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山村民俗の会を主催し、機関紙「あしなか」の編集[2]。カメラハイキングクラブ(日本山岳写真協会の前身)、東京山嶺会の創立に尽力。

作品一覧

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  • 山麓滞在 1942/体育評論社/241頁
  • 「富士講の歴史:江戸庶民の山岳信仰」[3]
  • 大菩薩連嶺/岩科小一郎/1959/朋文堂
  • 山村滞在/岩科小一郎/1981/岳出版
  • あしなか/山村民俗の会/1982/(株)名著出版
  • 山ことば辞典 岩科山岳語彙集成/岩科小一郎著、藤本一美編/百水社発行
  • 民俗民芸双書34/岩崎美術社 1968/岩科 小一郎∥著
  • 富士講の歴史 江戸庶民の山岳信仰 岩科小一郎 名著出版 2000
  • 山岳語彙 登山者のための( 山岳新書3) 岩科/小一郎∥著 体育評論社 1940

脚注

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  1. ^ 論文名 失われた浅間社の痕跡 大谷正幸<富士塚の研究史 p109<宗教研究96巻”. 日本文化研究センター. 2023年8月9日閲覧。
  2. ^ 論文名 天狗ノート<あしなか”. 日本文化研究センター (1951年). 2023年8月9日閲覧。
  3. ^ 富士講の歴史 : 江戸庶民の山岳信仰岩科小一郎 著”. 国立国会図書館. 2023年8月9日閲覧。