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岸田雅雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岸田雅雄
人物情報
生誕 (1946-05-29) 1946年5月29日(78歳)[1]
死没 2020年1月21日
出身校 滋賀大学経済学部
神戸大学法学部
学問
研究分野 商法[1]
研究機関 神戸大学
早稲田大学
学位
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岸田 雅雄(きしだ まさお、1946年5月29日 - 2020年1月21日[1])は、日本法学者。専門は、商法法と経済学ファイナンス論。学位は、法学博士早稲田大学論文博士・1997年)。神戸大学名誉教授[2][リンク切れ]、早稲田大学名誉教授。早稲田大学大学院ファイナンス研究科長・早稲田大学ファイナンス研究センター所長を歴任。

略歴

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京都府出身で、1970年滋賀大学経済学部を卒業後、1972年に神戸大学法学部卒業、同年に司法修習を修了した[1]最高裁判所[3])。ニューヨーク大学・ロー・スクール修了[4]。神戸大学法学部助手・助教授・教授、同大学院法学研究科教授を経て[1]2004年早稲田大学へ移籍[5]。同年、神戸大学より名誉教授の称号を受けた[2]。2012年早稲田大学大学院ファイナンス研究科長兼早稲田大学ファイナンス研究センター所長[6]2017年定年退職。

この間、アメリカミシガン大学ニューヨーク大学ドイツマックスプランク研究所ミュンスター大学イギリスロンドン大学の各客員研究員、公認会計士試験委員、金融庁企業会計審議会臨時委員[7]等を歴任。

【年譜】

学歴
職歴
  • 1974年(昭和49年)4月 - 司法修習(第26期)終了
  • 1974年(昭和49年)4月 - 神戸大学法学部助手(同期に磯村保
  • 1976年(昭和51年)4月 - 神戸大学法学部助教授
  • 1985年(昭和60年)4月 - 神戸大学法学部教授[8]
  • 2004年(平成16年)4月 - 神戸大学名誉教授
  • 2004年 - 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授
  • 2017年 - 早稲田大学名誉教授
顧問等
学外における役職

著書

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単著

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  • 『結合企業会計の法的規制』(神戸大学研究双書刊行会、1984年)
  • 『企業会計法入門 改訂版』(有斐閣、1990年)
  • 『ゼミナール 企業取引法入門―商法総則・商行為』(日本経済新聞社、1996年)
  • 『会計会社法―会社法への会計学的アプローチ』(中央経済社、1996年)
  • 『法と経済学』(新世社、1996年)
  • 『会社税法』(悠々社、1997年)
  • 『改正商法解説〈平成11年〉株式交換・移転&時価主義会計 』(税務経理協会、1999年)
  • 『会社分割法制―平成12年改正商法解説』(税務経理協会、2000年)
  • 『平成13年改正商法 株式制度改革と金庫株』(中央経済社、2001年)
  • 『コーポレート・ガバナンスとIT化・株式新制度―平成13年改正商法』(中央経済社、2002年)
  • 『商法・商法施行規則の重点詳解―平成15年4月施行法・規則のポイント』(中央経済社、2003年)
  • 『ゼミナール商法総則・商行為法入門』(日本経済新聞社、2003年)
  • 『証券取引法 第2版』(新世社、2004年/初版、2002年)
  • 『ゼミナール会社法入門 第6版』(日本経済新聞社、2006年/初版、1991年/第2版、1994年/第3版、1998/第4版、2000/第5版、2003年)
  • 『金融商品取引法』(新世社、2010年)

共著

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編著

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  • 『注釈 金融商品取引法〈第1巻〉定義・情報開示―第1条‐第27条の35』(監修 金融財政事情研究会、2011年)
  • 『注釈 金融商品取引法〈第2巻〉業者規制―第28条‐第66条の26』(監修 金融財政事情研究会、2009年)
  • 『注釈 金融商品取引法〈第3巻〉行為規制―第157条~第196条の2』(監修 金融財政事情研究会、2010年)

共編著

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出典

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外部リンク

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先代
首藤惠
早稲田大学大学院ファイナンス研究科長
2012年 - 2014年
次代
川口有一郎