崔在亨
崔在亨 최재형(チェ・ジェヒョン) | |
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生年月日 | 1956年9月2日(68歳) |
出生地 | 慶尚南道 鎮海市 |
出身校 | ソウル大学校 |
前職 | 大韓民国監査院長 |
現職 | 国会議員 |
所属政党 | 国民の力 |
親族 | 父: 崔英燮(1928 - 2021) |
サイン | |
第24代 大韓民国監査院長 | |
在任期間 | 2018年1月2日 - 2021年6月28日 |
大統領 | 文在寅 |
選挙区 | 鐘路選挙区 |
在任期間 | 2022年3月10日 - 2024年5月29日 |
崔在亨 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 최재형 |
発音: | チェ・ジェヒョン |
ローマ字: | Choi Jae-Hyeong |
英語表記: | Choi Jae-hyung |
崔 在亨(チェ・ジェヒョン、최재형、1956年9月2日 - )は、韓国の政治家、法曹人。同国元監査院長[1]。本貫は海州崔氏[2]。キリスト教徒[3]。
来歴
[編集]慶尚南道鎮海市(現・昌原市)生まれ。父は江原道平康郡の出身で[4]、大韓民国海軍の大領を務めた崔英燮である[2][5]。1975年、ソウル大学校法学科に入学。そして1981年、司法試験に合格して[6]、1986年、ソウル地方法院東部支院の判事を皮切りに、法曹界入りした。各地で判事、裁判所長を務めた後、2017年末、文在寅大統領から監査院長に指名されて[7]、2018年1月2日、文大統領から第24代大韓民国監査院長に任命された。しかし、在任中に監査院は月城原子力発電所1号機に関する監査で、脱原発政策を推進する文在寅政権が1号機の早期閉鎖の過程で「原発の経済性を不合理に過小評価した」と発表したことをめぐって文在寅政権と対立したため、文を「原発に関する公約を履行するのに、手段と方法を選ばずに全て正当化できるのか」と批判した[8]。結局2021年6月28日に監査院長職を辞任し[9]、政治参加宣言をした。2021年7月15日に国民の力に入党して[10]、8月4日、2022年大韓民国大統領選挙に出馬宣言した[11]。9月の党内1次予備選で通過したが[12]、10月の2次予備選で敗退した[13]。その後、2022年3月9日の鐘路選挙区の国会議員補欠選挙に出馬し[14]、投票の結果、49637票を獲得し当選した[15]。
エピソード
[編集]父をはじめとする家族の男子全員は兵役履行者で、崔本人も陸軍で法務官を務めたことがある[4]。
2男2女の4人の子供がいるが、うち娘たちは実子で、息子たちは養子である。養親による児童虐待問題については事後管理の不備だと指摘し、養子縁組制度自体はあるべきだと主張している[16]。
高校時代にはポリオを患う友達を毎日背負って登下校しており、その友達はのち同じくソウル大法大に進学し、司法試験に合格した同期でもある。現在は弁護士として働いており、崔の後援会長を務めている[17][18]。
政界進出宣言当時、父親は「ずっと判事として裁判所でしか働かなかった」から、複雑な世界に合わないとして政治参加に反対する意思を伝えた[19]。また、同じ高校出身の元国会議員の柳寅泰も崔を「模範生のスタイルだから、政治に合わない」と評した[20]。
敬虔なキリスト教徒であるが、2021年7月に全羅北道の金山寺で仏教の僧侶の追悼式に参加し、統合と和合を強調した[3]。
脚注
[編集]- ^ “【社説】検察総長・監査院長が政治を宣言する未曽有の事態=韓国”. 中央日報. (2020年6月28日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ a b “‘인간 최재형 감사원장’, 그 삶의 궤적” (朝鮮語). monthly.chosun.com (2020年9月19日). 2022年8月20日閲覧。
- ^ a b “'황교안 반면교사?'... '장로' 최재형, 월주스님 빈소서 합장했다”. m.hankookilbo.com (2021年7月24日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ a b 홍정규 (2021年7月8日). “'6·25 영웅' 최영섭 해군 퇴역대령 별세…최재형 부친상” (朝鮮語). 연합뉴스. 2023年9月24日閲覧。
- ^ “'6·25 영웅' 최영섭 해군 퇴역대령 별세…최재형 부친상”. 聯合ニュース. (2021年7月8日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “고교-연수원 시절 다리 불편한 친구 업고 다녀”. 東亜日報. (2017年12月8日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “韓国 きょうのニュース(12月7日)”. 聯合ニュース. (2017年12月7日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “‘작심’ 최재형 “원전 대통령 공약, 수단·방법 안 가리고 다 정당화되나”” (朝鮮語). 서울신문 (2021年2月22日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ “与党最有力候補、週内表明へ 保守は前監査院長も浮上―韓国大統領選”. 時事通信. (2021年6月30日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “崔在亨・前監査院長が「国民の力」入党、与党が批判”. 東亜日報. (2021年7月16日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “韓国次期大統領選 前監査院長が出馬宣言”. 聯合ニュース. (2021年8月4日) 2021年8月6日閲覧。
- ^ “국민의힘 1차 경선 안상수 원희룡 유승민 윤석열 최재형 하태경 홍준표 황교안 통과” (朝鮮語). YTN (2021年9月15日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “국민의힘 - 제20대 대통령후보자 선거 본경선 진출자 공고” (朝鮮語). www.peoplepowerparty.kr (2021年10月8日). 2021年10月8日閲覧。
- ^ 조선일보 (2022年3月8日). “종로, 최재형 vs 김영종… 오늘 5곳서 재보선도 실시” (朝鮮語). 조선일보. 2022年3月9日閲覧。
- ^ “중앙선거관리위원회 선거통계시스템”. info.nec.go.kr. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “최재형 감사원장 부부, “난 엄마 배에서 안 나왔대” 아이의 말에…” (朝鮮語). 동아일보 (2021年5月11日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ 이동환 (2021年8月2日). “최재형 후원회장에 '업어서 등하교시킨 친구' 강명훈” (朝鮮語). 연합뉴스. 2023年9月24日閲覧。
- ^ 신수아 (2021年8月2日). “최재형 후원회장에 '50년 우정' 강명훈 변호사” (朝鮮語). MBC NEWS. 2023年9月24日閲覧。
- ^ “최재형 부친, 아들에 “아사리판 들어가지 말라” 당부” (朝鮮語). 동아일보 (2021年6月22日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ “유인태 "추미애 출마? 尹에 완패해 쫒겨난 사람 아닌가"”. 노컷뉴스 (2021年6月25日). 2023年9月24日閲覧。
公職 | ||
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