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崔永林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
崔永林
최영림
生年月日 (1929-11-20) 1929年11月20日(95歳)
出生地 大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮咸鏡北道
出身校 万景台革命学院
金日成総合大学
モスクワ大学
所属政党 朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党
称号 金日成勲章
金正日勲章
子女 崔善姫

朝鮮民主主義人民共和国の旗 第4代内閣総理
内閣 崔永林内閣
在任期間 2010年6月7日 - 2013年4月1日
国防委員長 金正日
金正恩(国防委員会第一委員長)

朝鮮民主主義人民共和国の旗 政務院副総理
内閣 延亨黙内閣
第2次姜成山内閣
在任期間 1990年5月 - 1998年9月5日
国家主席 金日成
金正日(事実上の元首)

朝鮮民主主義人民共和国の旗 金属工業部長
内閣 第2次姜成山内閣
在任期間 1992年12月 - 1998年9月5日
国家主席 金日成
金正日(事実上の元首)

朝鮮民主主義人民共和国の旗 国家計画委員長
内閣 延亨黙内閣
在任期間 1990年5月 - 1992年12月
国家主席 金日成

在任期間 2010年9月28日 - 2013年4月8日
朝鮮労働党総書記
朝鮮労働党第一書記
金正日
金正恩
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崔永林
各種表記
チョソングル 최영림
漢字 崔永林 / 崔英林
発音 チェ・ヨンリム
日本語読み: さい・えいりん
ローマ字 Choi Yŏunglim
英語表記: Choi Young-lim
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崔 永林(チェ・ヨンリム、1929年[1]11月20日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)政治家最高人民会議常任委員会名誉副委員長内閣総理首相に相当、第4代)や朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員を務めた。

崔英林と表記されることもある[2]崔善姫は長女(養女という説あり)。

略歴

[編集]

日本統治時代に、咸鏡北道で生まれる。朝鮮民主主義人民共和国建国後、朝鮮戦争が始まった1950年7月朝鮮人民軍に入隊。戦後、万景台革命学院金日成総合大学を卒業し、モスクワ大学へ留学して同大学も卒業した。

1956年朝鮮労働党組織指導部の責任指導員として政治的キャリアを歩み始める。1970年以降は党中央委員会の課長、副部長、第一副部長、部長職を歴任。1980年には錦繍山議事堂国家主席府)秘書室責任秘書(金日成国家主席の秘書室長)となり、同年10月の第6回党大会で党政治局員候補に選出される。

1990年5月の最高人民会議第9期第1回会議で、延亨黙内閣の政務院副総理(副首相)兼国家計画委員会委員長(大臣級)に選出。1992年12月、第2次姜成山内閣が発足すると、政務院副総理に再任され、金属工業部長(大臣)を兼務した。1998年9月に発足した洪成南内閣では中央検察所長に任命された。

2005年最高人民会議常任委員会書記長[3]2009年7月には平壌直轄市党委員会の責任書記に就任。2010年6月7日最高人民会議第12期第3回会議で内閣総理に選出[4]。同年9月28日に開催された第3回党代表者会議および中央委員会総会で政治局常務委員に選出された。

2013年4月1日に内閣総理を退任し、最高人民会議常任委員会名誉副委員長となった[5]。同月8日の中央委員会政治局会議で政治局常務委員を退任した。

2019年3月に行われた最高人民会議第14期代議員選挙では推薦者リストに名前がないことが確認されている[6]

脚注

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 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
先代
金英逸
内閣総理
2010年 - 2013年
次代
朴奉珠
先代
金潤赫
最高人民会議常任委員会書記長
2005年 - 2009年
次代
辺永立
先代
2000年から空席
康賢洙
平壌直轄市党委員会責任書記
2009年 - 2010年
次代
文景徳