嵐山通船
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒616-8365 京都府京都市右京区嵯峨伊勢ノ上町7-1 北緯35度0分50.9秒 東経135度41分1.4秒 / 北緯35.014139度 東経135.683722度 |
設立 | 1926年7月29日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7130001007826 |
事業内容 | 貸切遊覧船・鵜飼見物船・貸ボート |
代表者 | 中西一夫[1] |
従業員数 | 船頭は22名 |
外部リンク | https://arashiyama-yakatabune.com/ |
嵐山通船(あらしやまつうせん)は、京都府京都市右京区本社を置く屋形船を運行する観光会社[2]。
概要
[編集]風折烏帽子に腰蓑を纏った鵜匠が船外機のない屋形船を先導が竹竿一本で操船し、船上から綱を付けた海鵜に川魚を取らす漁法を観客に見学させている[3]。
沿革
[編集]明治45年、船頭が主体となって起業した。開業当時は清滝川との合流地点付近「保津峡」まで手綱を使って人力で舟を引き上げ、保津峡から嵐山まで川を下る「保津峡下り」を行っていた[4]。
2018年、嵐山の鵜飼文化の継承と保存を目的として嵐山鵜飼観光文化振興協会が京都府より認可を受け、建設業者に発注し、桂川の渡月橋近くに鵜小屋を設置した[5][6]。
鵜小屋に関する仔細については、嵐山鵜飼観光文化振興協会を参照。
業務
[編集]屋形船の遊覧船、食事付き遊覧船、レンタルボートなどのサービスを提供している。
その他の出来事
[編集]外国人女性鵜匠の採用
[編集]2017年7月、鵜匠として外国人の女性コリヴォー・ラリッサ・カテリン(28歳)を鵜匠に採用した。鵜匠として外国籍(ドイツ・カナダ両国籍)の女性を採用するのは初の試みである[7]。
訴訟の提起
[編集]本社より前社長に対して会社経費の使途不明利用などで会社に損害を与えたとして約1100万円の損害賠償を求めた訴訟が京都地裁に提起された。2023年3月13日判決が下され、池田知子裁判長は支出の大半は業務と関係が認められないとして940万円の支払いを命じた。使途不明の内訳は鵜の飼育小屋の建築に関わる費用の「立替金」名目で約600万円、鵜飼の専門家への「研究費」名目で約270万円、「交際費」名目で約220万円であった[8]。
脚注・出典
[編集]- ^ 「嵐山通船株式会社」『京都市>企業検索』
- ^ 「法人プロフィール」『経済産業省』
- ^ 「嵐山の鵜飼」『嵐山通船』
- ^ 「嵐山の屋形船」『嵐山通船』
- ^ 「嵐山、放置された鵜小屋 完成間近、経営悪化で止まった工事 誰も責任取らぬまま違法建築物に」『朝日新聞』2023-4-27
- ^ 「令和5年4月21日定例知事記者会見」『京都府府政情報 > 府政運営・行財政改革 > 知事の部屋 > 知事記者会見 > 令和5年4月21日 定例知事記者会見』
- ^ 「外国人鵜匠が初の誕生、28歳女性「鵜の扱いは難しいけど日本人に負けず活躍したい」 京都・嵐山」『産経新聞』2017-7-1
- ^ 「「嵐山の鵜飼」通船会社の前社長に940万円賠償命令、使途不明支出で判決」『京都新聞』2023-3-13