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嵯峨天一神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
嵯峨天一神社
所在地 徳島県名東郡佐那河内村下宮ノ本1
主祭神 天照大神
月讀命
大白星神
創建 812年弘仁3年)
例祭 11月3日
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嵯峨天一神社(さがてんいちじんじゃ)は、徳島県佐那河内村にある神社である。

歴史

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812年弘仁3年)1月11日に勧請の伝承があり、1568年永禄11年)8月13日に再建したという棟札がある。元々は天一神宮、天日神社と称していたが、明治の初めに嵯峨天一神社と改称した。また阿波国ではかつてより嵯峨天一神社を伊勢神宮の元社とする元伊勢の説がある[1]

境内には国内でも最大級のカヤが植えられており、周囲3.8m、樹高25mで、1962年昭和37年)の拝殿改築の用材として1本を使用したため、現在はこの1本のみ残されている[2]

嵯峨天一神社の伝説

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その昔、恵穂志嶽(えぼしだけ)の山頂に神社があり、神社を平地へと移すために神主と2人の宮総代は嵯峨川で身を清めた後、恵穂志嶽の山頂の社へと向かった。満月が出る夜中、山頂の社で神主が神様に平地へと移す願いを唱えると、社の奥から「日の出と同時に弓で嵯峨の里に矢を射るべし。その矢が止まりたるところに、社を建てるがよい。」との声が聞こえた[3]

翌日、恵穂志嶽の頂上から矢を放ち、上嵯峨川のほとりに止まったので、812年弘仁3年)1月11日にその場所に神社を創建したと伝わる。またこの恵穂志嶽は旭ヶ丸のことと思われる[3]

祭神

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交通

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脚注

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  1. ^ 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  2. ^ 天一神社の大榧”. 佐那河内村. 2024年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 2000年,平凡社『徳島県の地名』

外部リンク

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