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嶋田幸久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

嶋田 幸久(しまだ ゆきひさ)は、大阪市出身の生物学者植物生理学者理学博士横浜市立大学教授。横浜市立大学木原生物学研究所所長。国際研究プロジェクトAtGenExpressプロジェクトにおいて、高等植物で初めての大規模なトランスクリプトームデータの収集と公開に貢献した[1]。また、植物の成長制御にとって重要な植物ホルモンであるオーキシンの生合成阻害剤を世界で初めて発見し、その後も特性の高い生合成阻害剤の開発を進めた。オーキシン生合成には酵素レベルでの制御機構が存在することを解明した[2][3]

経歴

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所属

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横浜市立大学 木原生物学研究所(横浜市戸塚区舞岡町641-12) 植物応用ゲノム科学部門 教授

著書

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  • 植物の体の中では何が起こっているのか(2015年、ベレ出版) ISBN 978-4860644222

外部リンク

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  1. ^ トムソンロイターエマージングリサーチフロント”. 2024年10月29日閲覧。
  2. ^ 植物ホルモン「オーキシン」の生合成において 重要な2段階酵素反応における調節機構を解明”. YCU 横浜市立大学. 2024年10月29日閲覧。
  3. ^ Sato, Akiko; Soeno, Kazuo; Kikuchi, Rie; Narukawa-Nara, Megumi; Yamazaki, Chiaki; Kakei, Yusuke; Nakamura, Ayako; Shimada, Yukihisa (2022-06-21). “Indole-3-pyruvic acid regulates TAA1 activity, which plays a key role in coordinating the two steps of auxin biosynthesis” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 119 (25). doi:10.1073/pnas.2203633119. ISSN 0027-8424. PMC PMC9231625. PMID 35696560. https://pnas.org/doi/full/10.1073/pnas.2203633119.