川原琢磨 (工学)
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川原 琢磨(かわはら たくま、1911年5月24日[1] - 1980年[2])は、日本の土木・地球物理学者。大阪工業大学第5代学長。工学博士(大阪大学)。輻射科学研究会元監事。
専門は地球物理学・ 地球環境科学、環境水理学・土木工学、農業土木・農業気象学。
略歴
[編集]福岡県出身[1]。京都帝国大学理学部地球物理学科卒業(第3講座気象学指導教授:日本気象学会関西支部創設者の滑川忠夫)[3]。同大学助手などを経て、1949年大阪工業大学工学部土木工学科教授 。1961年工学博士(大阪大学)。1972年大阪工業大学学長に就任するも、翌年、健康上の都合により同大学退官。
大阪工業大学工学部土木工学科にて、20年以上教鞭を執り、特に大学初期の地球環境科学/環境水理学と土木工学の融合の研究育成に貢献した。
主な所属学会は、農業土木学会(現:農業農村工学会)、日本気象学会、日本水環境学会、輻射科学研究会など。主な著書は、蒸発理論(1949)、海・かん水の自然濃縮(日本学術振興会1955)。
主な研究
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年、か259頁。
- ^ Web NDL Authorities
- ^ https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/261011/1/kugi-historical1.pdf