川島秀一
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川島 秀一(かわしま しゅういち、1952年 - )は、日本の民俗学者、博士(文学)。東北大学災害科学国際研究所教授、神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員[1]、日本民俗学会会長などを歴任。
来歴
[編集]宮城県気仙沼市生まれ。1971年3月、宮城県気仙沼高等学校普通科卒業。1976年3月、法政大学社会学部社会学科卒業。1977年4月、東北大学附属図書館司書。1982年4月、気仙沼市市史編纂室職員。1998年4月、気仙沼市図書館司書。2005年4月、リアス・アーク美術館勤務(2012年3月まで副参事兼副館長)。
2010年3月、総合研究大学院大学博士(文学)取得[2]。2012年4月、神奈川大学特任教授[3]。2013年、東北大学災害科学国際研究所教授に就任[4]。2018年に定年退職し、同大シニア研究員[5]。2020年から日本民俗学会会長[6]。日本カツオ学会長[7][8]。
著書に「春を待つ海 - 福島の震災前後の漁業民俗」「憑霊の民俗」「ザシキワラシの見えるとき - 東北の神霊と語り」「魚を狩る民俗 - 海を生きる技」など。
受賞
[編集]- 高知県出版文化賞[9]
出典
[編集]- ^ 神奈川大学日本常民文化研究所 研究所紹介
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『追込み漁の民俗学的研究 : 日本列島における漁法の特質と系譜』”. 2024年4月26日閲覧。
- ^ みなと文化研究事業. “「川島秀一」”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ まなびのめ. “「漁師の生活文化から防災・減災へ」2018.1.”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ 東北大学 災害科学国際研究所. “災害人文社会研究部門・シニア研究員”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ 河北新報社. “「震災10年 あしたを語る」日本民俗学会会長 川島秀一さん」2021年4月25日”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ 福島県新地町. “「講師プロフィール」2019.3”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ 毎日新聞. “「津波の被害と復興をくり返した三陸では…」2020.3.11”. 2021年6月25日閲覧。
- ^ 東北大学 災害科学国際研究所. “災害人文社会研究部門・シニア研究員”. 2021年6月25日閲覧。